キャスト
1年B組の担任。家が貧しく、安定した職に就きたいという思いから教師になった。結婚目前に妊娠が発覚、喜びも束の間、恋人(=桜宮正義)のHIV感染が発覚する。彼女は感染していない。「子どもは産んで欲しい」「子どもの幸せを最優先に考えたい」という彼の強い希望により未婚の母となる。一人娘の愛美を溺愛しており、娘を殺した犯人を強く憎んでいた。
悠子の娘。学校のプールで遺体として発見される。昼間は保育所に預け、なるべく早く仕事を終わらせ迎えに行っていたが、職員会議のある水曜日だけは学校の保健室で預かってもらっていた。
1年B組の男子生徒。森口愛美を殺した犯人のうちの1人。「少年A」として森口に告発される。幼い頃から母親に電子工学などを学んだ。両親が離婚し、家を出ていった母親に注目されようと様々な発明品を作り、そのうちの1つが全国大会で特別賞を受賞した。優秀だが、母親を除いた全ての他人を見下す癖がある。
B組の委員長。下村とは幼なじみで、家も近所。下村が不登校になった後、ウェルテルと共に下村の家へノートなどを届ける役目を担う。かつては下村に好意を抱いていたが、渡辺との接触で心移りした。ルナシーという少女の殺人者に憧れ、毒薬などを集めている。
2年B組の担任になった新米熱血教師。桜宮正義に心酔している。生徒に学生時代からのあだ名「ウェルテル」と呼んで欲しがる。生徒を親身になって考えているような行動をとるが、実は非常に自己中心的な性格。
1年B組の男子生徒。平凡ながら幸せな家庭に育つ。あるきっかけで「少年A」渡辺修哉と仲良くなり、愛美を殺す。「少年B」として森口に告発され、2年から不登校になる。姉が2人いる。
息子を異常なまでに溺愛しており、息子が不登校になったのは森口による告発が原因であると学校に訴え出るだけでなく、「そもそも職場に不用意に娘なんか連れてくるからこの事件が起きた」と歪んだ持論を展開して森口を責める。所謂モンスターペアレント、クレーマー。
悠子がS中学校の前に、新任の頃から3年間勤めたM中学校の教師。「世直しやんちゃ先生」としてメディアで取り上げられ有名に。悠子の恋人だったが、HIVに感染したため彼女との結婚を断念。
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