アタシんちの男子
[第2話]
自室に引きこもっていた五男・智(瀬戸康史)を、強引に部屋から出すことに成功した千里(堀北真希)だったが、自分勝手な大蔵家の6人兄弟との暮らしに嫌気がさしてトリックハート城を出て行く。04/21放送
国土(つるの剛士)が働いている、行きつけのネットカフェに戻った千里がシャワーで汗を流していると、そこに時田(山本耕史)が現れた。国土たちは何とか千里を逃がそうとするが、結局、時田に見つかってしまう。時田は千里を迎えにきたのだった。
時田と千里が向かった先は、『ミラクル』の本社。そこでは重役会議が行われていた。
時田は重役たちに、千里が社長代理に就任すると発表する。これも全て仙台社長が残した遺言だった。
重役たちからは反対の声が聞かれるが、時田は、「万一、業績が悪化したときは自分が全て責任をとる」と、宣言する。
観念した千里はトリックハート城に戻る。そんな千里を、家を飛び出したはずの三男・翔(向井理)が待っていた。
翔は千里に「力を貸す」と言い、その代わりに翔は千里の元に入るはず(!?)の遺産の分け前を要求する。千里は「わたしには一切遺産は入らない」と言うが翔は信用しない。
「さっさと母親十か条の第一条を片付けてしまおう」と、翔は提案する。第一条は「食事は家族揃ってリビングで」だ。
そこで、翔と千里は強引な作戦に出る。なんと兄弟達を誘い出し、「強力接着剤」で椅子に貼り付けて、強引に食事をしてしまおうと計画し、準備を進める。
その頃、頭脳明晰な六男・明(岡山智樹)は、下校途中でクラスの悪ガキに捕まりいじめられていたところを次男・猛に助けられていた。
一方、人気モデルの四男・優(山本裕典)は、女性モデルと一緒の撮影が決まってしまい、ひどく落ち込んでいた。優は極度の女性恐怖症の持ち主で、1m以上近づくとパニックを起こす病気(?)を抱えていたのだ。
そんななか、千里と翔の準備が整った。最初に捕らえられたのは、千里にちょっとだけ心を開いた五男・智(瀬戸康史)だった。智の悲鳴が城にこだまする…。
結局、計画は5人が着席したところまでは成功(?)だったが、その後に大喧嘩が勃発、大失敗に終わる。放浪中の長男・風(要潤)においては城に来ることもなかった…。
もう、面倒みきれない――。
千里は再び家を出て公園にダンボールハウスにこもるが、そこを小学生に襲撃させる。彼らは明をいじめていた悪ガキ達だ。
そんな千里のピンチを救ったのは猛だった。ちょうど通りかかった猛が助けに入ってくれる。猛は3人に注意をすると「二度をこの公園と明に手を出すな」と忠告する。
猛と子供たちのやりとりを見ていた千里は、もう一度トリックハート城の兄弟達と向き合おうと決心した。
母親十か条の第二条は兄弟の手形を取って飾ることだ――。
千里は頑張って兄弟の手形を取ろうとするが、全くうまくいかない。
一方、不景気を理由にバイク便会社を解雇された猛は、翔の働くホストクラブで働くことに。
そんな中、猛と千里は、翔がトリックハート城を出た理由を知る。翔には前カノとの間に5歳になる子供がいて、その子を養育するために昼夜も働いていたのである。
ここで大変な事件が起こる。ホストになった猛が、うっかりヤクザ組長の女に手を出してしまい、翌日、連中に拉致されてしまったのだ!
翔と千里は猛を助けに組事務所に忍び込むが捕まってしまう。優の撮影で使用された廃屋へ連れて来られて3人に組長の銃口が向けられる。
いよいよ絶体絶命――その瞬間、四男の優が、そして警察が現れて、間一髪のところで3人は助かる。
なんと、警察を呼んだのは、六男・明だった。
千里がリビングに行くと、猛がひとりで味噌汁を飲んでいた。
胸が熱くなる千里。ふと壁に目をやると、猛の手形がひとつ飾られていた――。
06/23
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第1話
千里は20歳にして訳ありのホームレス少女。
幼い頃に母親を病気で亡くし、その後父・徹も失踪。
両親を失った彼女は、高校を卒業するまで親戚をたらい回しにされた過去を持つ。
そんな過去の経験から千里は“口でも力でも負けない勝気な性格”になった。
そんな彼女は高校卒業後に小さな工場に就職。一人暮らしを始め一気に幸せな暮らしが訪れたかと思われた…。
が、そんなある日、千里の元に借金取りが現れた。
実は、徹が一億の借金をしたというのだ。
勝手に連帯保証人にされていた千里。
20歳にして借金1億円!
アタシの人生これからどうなっちゃうのー!!!
しかしこのあと、千里は自分の人生が大きく変わるとびきり最大級の出逢いを迎えるのであった…。
人気ファッション誌専属のカリスマモデルとして女の子から超モテる男。
さぞかし女関係もイケイケなのかと思いきや、
実はこの大蔵優は…
“童貞くん”
だったのだ!!
仕事ではカッコいいのに、普段はシャイで人見知り。
女性が半径1m以内に近づくとパニックになる女恐怖症。
実は、初恋の時に、酷い仕打ちをされたことがトラウマになっているようだ。
そのせいもあって基本的に自分のことに対しては全く自信がない男なのである。
普段はホストとして夜の世界で働いている男。
何かあるたびにお店を転々としているが、ルックスと女を酔わせる話術で常にナンバー1のポジションにいる。
そんな彼は孤児院育ち。
一人で生活しなければならなくなった時、なんとか生計を立てようとこの世界に足を踏み入れた。
性格は明るくノリもいいが、実は超が付くほどの現実主義者で、
お金さえあれば何とかなると、稼ぐためだけに働いているといったところ。
現役の暴走族だが、とにかく喧嘩に弱い男。
自分は弱いと知ってはいながらも、ついつい調子に乗ってしまう性格で過去に何度も痛い目にあっている。
もちろんその被害は大蔵家にも影響を与えており、
家ではトラブルメーカーとして扱われている。
そんな彼でも一応定職にはついており、
昼間にご自慢のバイクでバイク便のアルバイトをしている。
しかし、せっかく稼いだお金も酒とギャンブルに消えていく典型的なダメ男。
不況の波に見事に乗り、年齢もそこそこに無職な男。
しかし本人は無職という響きを嫌い、あくまで自由人として毎日生活している。
この話を聞くといい加減な性格に思われるが、実は人一倍しっかりしている男である。
露天商として絵画の販売をしているが驚くほどセンスのなさにまったく売れない。
ではどうやって生活しているのか!?
モテるので、女性に食べさせてもらっている。
ある意味幸せといえば幸せな人生である。
生活には困らない(女性に食べさせてもらっている)。
首都圏の沿線すべてに女がいるという噂も。
千里と出会ってからは千里をしっかり支える存在へとなっていく。
現在は登校拒否の引きこもり高校生。
小さい頃、天才マジシャン少年ともてはやされて一躍時の人になったものの、
ある事件をきっかけに世間から誹謗中傷を浴び今の状態に至った。
何事も諦めている節もある。口が悪く、攻撃的な態度のときが多い。
家族であっても人と触れ合うのも嫌がり、人と話すときは基本的にパソコンを利用する。
超頭脳派中学生。ネットでの株取引で生計を立てており、ハッキングもお手のもの。
兄貴たちに対しても常に上から目線の生意気少年である。
学校の勉強はレベルが低すぎると言ってあまり行きたがらない。
しかし実際はクラスメイトにいじめられているからという噂も…。
玩具メーカー『ミラクル』で新造の秘書として働いている男。
秘書を務めるだけあってかなりの有能な部下である。
新造の死後は千里の世話係として大蔵家に関わることに…。
彼の穏やかな性格、優しい笑顔につい女の子は気を許してしまうが、なかなか一筋縄ではいかないタイプの男でもある。
新造の顧問弁護士を務めている女性だがその正体には謎が多い。
弁護士らしく冷静沈着で常に無表情だが、ルックスは美人で色気もあり“大人の女性”という表現がふさわしい。
しかし、響子のコンプレックスは恋愛。
超ガリ勉だった幼い頃に全く恋愛経験をしなかったことが原因である。
大蔵家の遺産の隠し場所を知る唯一の人物としてドラマの展開を大きく左右する女性となる。
千里が通うネットカフェで働いているヲタ店員。
典型的なヲタで、千里を勝手に二次元アイドル化して惚れ込んでいるちょっと気持ち悪い男。
しかしそんな彼もヲタ界ではカリスマ的存在。
各ジャンルのあらゆるヲタから絶大な信頼を得ている。
基本的に千里言ったことには何でも従う男なゆえ、千里は情報屋として国土くんと関わりを持つことに…。
彼のいい性格といえば、何だかんだ困っている人がいれば、助けてしまうお人よしなところである。
千里の通うネットカフェで働く新入りの店員さん。
国土からはいつも子分扱いされている。
一見ドライな性格にも見えるが、何事もツボに入るととことんハマってしまうタイプ。
千里にひと目惚れし、あらゆる場面でアプローチをかけるが、ちっとも相手にされていない。
が、それでも彼は全くあきらめなかった。
玩具会社『ミラクル』を経営する会社社長。
幼少の頃から発明が好きだった新造は、
江戸時代から代々受け継がれてきた『からくり屋』を『ミラクル』に変更。
今ではゲームソフトの開発に乗り出している。
そんな仕事一筋の新造は仕事に打ち込むあまり、恋人を探し忘れるというちょっと変わり者。
子供がいなかった新造は、風を養子にとり、厳しく教育した。
だが、新造と性格が合わなかった風には後継者になる意志が生まれなかった。
そこで新造は跡継ぎ候補として、新たに5人の養子をとるが、
彼らも新造の変人ぶりに愛想を尽かしていくのであった・・・。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011