アタシんちの男子
[第9話]
新造の元秘書でミラクルの重役・時田(山本耕史)が会社の乗っ取りを図った。社長代理に指名されている千里(堀北真希)と6兄弟を“トリックハート城”に閉じ込め、その間に重役会議を開き、承認を得ていたのだ。06/09放送
事情を確かめにやってきた千里。時田は「社長就任は前社長の新造(草刈正雄)と約束したこと」と言い、さらに「新造が交わした契約は、今後も変らずに継続されるから安心していい」と千里に説明する。
千里の報告を受けた 猛(岡田義徳)翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)はもともとミラクルの社長業には興味がなかった。千里も自分が社長代理というのは…と常々思っていた。
「生活はそのまま変らないのであれば、時田に社長を譲ってもいいのではないか」という声が上がるが、風(要潤)だけは時田の社長就任に反対する。時田が玩具関連部門を廃止、好調なゲーム開発だけを残すはずだ、と言うのだ。それは、新造が力を入れてきた発明品も途絶えるということ。風は親父の意思を継ぎたいと力説した。
さらに風は新造から送られてきた手紙を見せる。手紙は何枚かの便箋にしたためられていたが、風が持ってきたのはその一部。そこには、時田がミラクルを狙っているようなことが書かれていた。
ミラクルを時田から救う鍵は、トリックハート城に隠されている遺産にあるらしいのだが…。
そのとき、トリックハート城を猛の父・一輝(ベンガル)が訪ねてくる。新造が亡くなったことを聞いて、猛のことが心配になったという。しかし、猛は輝を追い返す。
一輝は、心配して見守っていた千里に自分の携帯電話の番号を書いたメモを託す。
千里が城に戻ると、5人の兄弟は隠されているらしい父・大蔵新蔵の遺産を探していた。しかし、見つからない。どうやら、『母親十か条』をクリアすることが、遺産発見のヒントになるようだった。
『母親十か条』の第四条「城の大掃除をすること」、第五条「麺つゆを作ること」はクリア。
いよいよ第六条「大縄跳び100回」だ!
一同が盛り上がったとき、猛は、第六条をクリアしたら、父親と一緒に暮らすために家を出ると言い出した。猛は一輝と会うことで、長年の誤解が解けたのだという。
猛がいなくなることでショックを受ける一同。それでも笑顔で見送ろうと、心に決めた…。
一方、ミラクルでは、時田が「アドベンチャーワールド」の予定地を、別の場所に移転しようとしていた。新しい場所は…。
皆の努力の甲斐があって第六条もクリアをする。それは猛との別れでもあった…。
千里と5兄弟が食事をしていると、突然、時田が入ってきた。
時田は、トリックハート城を取り壊して、トレジャーハンターの建設地とすると言い放った。
「全員、城を出てもらう」と…。
06/23
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第1話
千里は20歳にして訳ありのホームレス少女。
幼い頃に母親を病気で亡くし、その後父・徹も失踪。
両親を失った彼女は、高校を卒業するまで親戚をたらい回しにされた過去を持つ。
そんな過去の経験から千里は“口でも力でも負けない勝気な性格”になった。
そんな彼女は高校卒業後に小さな工場に就職。一人暮らしを始め一気に幸せな暮らしが訪れたかと思われた…。
が、そんなある日、千里の元に借金取りが現れた。
実は、徹が一億の借金をしたというのだ。
勝手に連帯保証人にされていた千里。
20歳にして借金1億円!
アタシの人生これからどうなっちゃうのー!!!
しかしこのあと、千里は自分の人生が大きく変わるとびきり最大級の出逢いを迎えるのであった…。
人気ファッション誌専属のカリスマモデルとして女の子から超モテる男。
さぞかし女関係もイケイケなのかと思いきや、
実はこの大蔵優は…
“童貞くん”
だったのだ!!
仕事ではカッコいいのに、普段はシャイで人見知り。
女性が半径1m以内に近づくとパニックになる女恐怖症。
実は、初恋の時に、酷い仕打ちをされたことがトラウマになっているようだ。
そのせいもあって基本的に自分のことに対しては全く自信がない男なのである。
普段はホストとして夜の世界で働いている男。
何かあるたびにお店を転々としているが、ルックスと女を酔わせる話術で常にナンバー1のポジションにいる。
そんな彼は孤児院育ち。
一人で生活しなければならなくなった時、なんとか生計を立てようとこの世界に足を踏み入れた。
性格は明るくノリもいいが、実は超が付くほどの現実主義者で、
お金さえあれば何とかなると、稼ぐためだけに働いているといったところ。
現役の暴走族だが、とにかく喧嘩に弱い男。
自分は弱いと知ってはいながらも、ついつい調子に乗ってしまう性格で過去に何度も痛い目にあっている。
もちろんその被害は大蔵家にも影響を与えており、
家ではトラブルメーカーとして扱われている。
そんな彼でも一応定職にはついており、
昼間にご自慢のバイクでバイク便のアルバイトをしている。
しかし、せっかく稼いだお金も酒とギャンブルに消えていく典型的なダメ男。
不況の波に見事に乗り、年齢もそこそこに無職な男。
しかし本人は無職という響きを嫌い、あくまで自由人として毎日生活している。
この話を聞くといい加減な性格に思われるが、実は人一倍しっかりしている男である。
露天商として絵画の販売をしているが驚くほどセンスのなさにまったく売れない。
ではどうやって生活しているのか!?
モテるので、女性に食べさせてもらっている。
ある意味幸せといえば幸せな人生である。
生活には困らない(女性に食べさせてもらっている)。
首都圏の沿線すべてに女がいるという噂も。
千里と出会ってからは千里をしっかり支える存在へとなっていく。
現在は登校拒否の引きこもり高校生。
小さい頃、天才マジシャン少年ともてはやされて一躍時の人になったものの、
ある事件をきっかけに世間から誹謗中傷を浴び今の状態に至った。
何事も諦めている節もある。口が悪く、攻撃的な態度のときが多い。
家族であっても人と触れ合うのも嫌がり、人と話すときは基本的にパソコンを利用する。
超頭脳派中学生。ネットでの株取引で生計を立てており、ハッキングもお手のもの。
兄貴たちに対しても常に上から目線の生意気少年である。
学校の勉強はレベルが低すぎると言ってあまり行きたがらない。
しかし実際はクラスメイトにいじめられているからという噂も…。
玩具メーカー『ミラクル』で新造の秘書として働いている男。
秘書を務めるだけあってかなりの有能な部下である。
新造の死後は千里の世話係として大蔵家に関わることに…。
彼の穏やかな性格、優しい笑顔につい女の子は気を許してしまうが、なかなか一筋縄ではいかないタイプの男でもある。
新造の顧問弁護士を務めている女性だがその正体には謎が多い。
弁護士らしく冷静沈着で常に無表情だが、ルックスは美人で色気もあり“大人の女性”という表現がふさわしい。
しかし、響子のコンプレックスは恋愛。
超ガリ勉だった幼い頃に全く恋愛経験をしなかったことが原因である。
大蔵家の遺産の隠し場所を知る唯一の人物としてドラマの展開を大きく左右する女性となる。
千里が通うネットカフェで働いているヲタ店員。
典型的なヲタで、千里を勝手に二次元アイドル化して惚れ込んでいるちょっと気持ち悪い男。
しかしそんな彼もヲタ界ではカリスマ的存在。
各ジャンルのあらゆるヲタから絶大な信頼を得ている。
基本的に千里言ったことには何でも従う男なゆえ、千里は情報屋として国土くんと関わりを持つことに…。
彼のいい性格といえば、何だかんだ困っている人がいれば、助けてしまうお人よしなところである。
千里の通うネットカフェで働く新入りの店員さん。
国土からはいつも子分扱いされている。
一見ドライな性格にも見えるが、何事もツボに入るととことんハマってしまうタイプ。
千里にひと目惚れし、あらゆる場面でアプローチをかけるが、ちっとも相手にされていない。
が、それでも彼は全くあきらめなかった。
玩具会社『ミラクル』を経営する会社社長。
幼少の頃から発明が好きだった新造は、
江戸時代から代々受け継がれてきた『からくり屋』を『ミラクル』に変更。
今ではゲームソフトの開発に乗り出している。
そんな仕事一筋の新造は仕事に打ち込むあまり、恋人を探し忘れるというちょっと変わり者。
子供がいなかった新造は、風を養子にとり、厳しく教育した。
だが、新造と性格が合わなかった風には後継者になる意志が生まれなかった。
そこで新造は跡継ぎ候補として、新たに5人の養子をとるが、
彼らも新造の変人ぶりに愛想を尽かしていくのであった・・・。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
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