ビューティフルレイン
[第3話]
愛娘・美雨（芦田愛菜）の誕生日。圭介（豊川悦司）は誕生日や靴のサイズ、スーパーから自宅までの帰路を忘れてしまった。07/15放送
このままではいけないと決心した圭介は、病気と対峙することを決意する。圭介は主治医・古賀（安田顕）の診察を受け、病気の進行を遅らせる薬や“生活のための注意書き”の冊子を受け取った。
冊子には、「予定はメモに残す」「病気に良いとされている食材を摂取する」「禁煙する」などが書かれている。早速、圭介は冊子に書かれていることを実践にうつした。
美雨は小学校で『私の宝物』という作文の宿題が出る。これは間もなく行われる授業参観の為の宿題だった。『宝物』というタイトルを見て美雨は悩んでしまった。何を書けばいいのか困ってしまったのだった。
圭介の勤める中村産業にお得意先から突発的な仕事が入る。翌朝までに大量に納品しなければならないという仕事だった。中村産業では、社長や社長の家族、作業員らが総出で作業に当たっていた。
そんな中、工場にアカネ（中谷美紀）宛ての荷物が届く。送付元を見たアカネは自室に戻ってしまった。荷物はアカネの夫・拓哉からもものだった。
作業は終日行われ、作業員たちは仕事の合間をぬって食事や休憩をとっていた。圭介も夕食を食べに自宅に戻ると、美雨と一緒に食事をとる。
その時、圭介は、美雨に「授業参観にスーツで行く」と言い出した。驚く美雨だったが嬉しかった。圭介は「今日は帰りが遅くなるから、先に寝ているように」と言うと仕事に戻っていく。
同じ頃、アカネは拓哉からの荷物を開けていた。荷物の中には、圭介が書店で購入していた“アルツハイマー”の本と同じものが入っていた。それを見たアカネはハッとする…。
圭介も、このまま病気のことを美雨に内緒にしておくことは出来ないと感じ、娘にだけ病気について告白する…。
09/16
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第1話
妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘と二人暮らしをしている金属加工工場の職人。
明るい性格で仲間に囲まれ、少年野球チームの監督も務めている。
ある日突然「若年性アルツハイマー」であると診断されてしまう。
圭介の娘で、しっかりしているが中身はまだまだ子ども。
母を亡くした寂しさを、父ゆずりの明るい性格ではねのけていた。
圭介が勤める中村産業の社長の娘。サバサバした性格で、心根の優しい女性。
意志の強さを持つが、その裏返しで意地っ張りな一面も。
下町の人間関係を嫌ってエリートの夫と結婚したが、ある日突然工場に戻ってきた。
実家に戻ってきた理由を誰にも明かそうとしないが、圭介と美雨と過ごすうち、心に変化が…。
圭介が務める工場の後輩職人。高校中退の元不良。
明るく脳天気で根が軽いためしょっちゅう圭介に怒られているが、打たれ強く根性があるためなんだかんだ可愛がられている。
仕事や社会に対してある種の諦めを持つ今時の若者だったが、圭介が病気に立ち向かう姿にだんだん影響を受ける。
圭介の主治医である医師。
病気を告知され衝撃を受ける圭介に、冷静ながらも真摯な態度で接する。
美雨と同世代の息子がいる。
青果店の娘で、中学1年生。商店街の看板娘。
美雨の憧れの女の子で、バレエの先輩。
美雨にとっては、わからないことを何でも相談できるお姉さん的存在。
美雨と仲良しの町のお巡りさん。
警官としてビシッとしようとするが、子どものころからこの町で育ったため、皆からはいつも坊や扱いされるのが不満。幼い頃からアカネに憧れていた。
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