ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜
[第7話]
菜月(相武紗季)から電話が…。直輝(山下智久)が受話器をとると「菜月の部屋に残っている荷物を取りに来てほしい」という。08/24放送
荷物を取りに行き、預かっていた合鍵を返したとき、菜月は「友達になれるかな」と言った。直樹の言葉はNO。「たぶん一生無理だと思う…」直樹の言葉に頷く菜月だった。
莉子(北川景子)には川崎(伊藤英明)から電話が…。川崎はボストンへ旅立つ前に“誕生日プレゼントを渡したい”というのだ。
成田空港で出発する前に会う川崎と莉子。
川崎は莉子に大きな箱に入ったプレゼントを渡すと、「ボストンから帰ったら真っ先に会いに行くから」と言う。戸惑う莉子だったが、最後には手を振って見送った。
自宅へ戻った莉子は麻衣(貫地谷しほり)に、川崎から誕生日プレゼントを貰ったこと、先日、川崎の両親に会って「息子をよろしく」と言われてしまったこと、そして直樹にキスしたことを話す。麻衣は、直輝が菜月と別れたことを教えるのだった…。
アークスは川崎の代理として、昨シーズンまでアークスでプレイしていた三島(前川泰之)をアシスタントコーチに迎えてシーズンに向けて練習に取り組んでいた。
練習が終わった後、直輝は病院に行く。
検査結果から、医師から「手術をすれば問題ない」と言う。しかし、完治するまで3カ月かかると言った。
病院の帰り、夕食の支度のためにスーパーに立ち寄った直輝は莉子とばったり出会う。直輝を見て、突然、逃げ出す莉子。
直樹は莉子を追いかけた。
莉子に追いついた直輝はいつもの公園のベンチで話をする。今逃げた理由を「キスしてしまったから…」というと、直樹は“川崎さんは恩人だ”“ずっと友達でいたいからキスは忘れる”という。そんな直樹に莉子は「友だちとは思えない」と言うと、直輝は「俺たち、もう会わないほうがいい」と言う。
直樹の言葉を聞いて、思わず彼の頬を打つ莉子。「大嫌い…」そう行って走り去ってしまった。
家に戻った直輝は荒れていた。すごい勢いで玉ねぎをみじん切りにする直樹。
心配した真希子(真矢みき)は直樹に声をかけるが、そんな母に「今シーズン、手術はしない」と告げる。
手術をすれば3カ月はバスケができない。そうすれば確実に来シーズンの契約は無いと…。
ある日、麻衣は宇都宮(永井大)と2度目のデートしていた。バスケの話ばかりで盛り上がらない2人だったが、麻衣が「バスケの本を何冊も購入し勉強する」と聞いて、宇都宮は感動する。
偶然、直樹の妹・優里(大政絢)に頼まれて高校生と合コンをしていた秀治(溝端淳平)を宇都宮と麻衣が発見する。
優里たち女子高生と合コンしているのを見た麻衣はむきになって秀治を叱りつけて、宇都宮と一緒に店を出て行ってしまった。
夜、莉子はアルバイトの演奏のためにバーへ出勤する。
その日は、アークスの部長など上層部がミーティングに来ていた。その中に菜月の姿も…。
莉子は直樹のことを考えながらバイオリンの演奏をしていると、先日、真剣に演奏を聞いていた男性・八尾(升毅)から「演奏に魂がこもっていない。そんな演奏ではバイオリンがかわいそうだ!」叱咤される。「すみませんでした」と謝る莉子。その様子を菜月が見ていた。
莉子がトイレで落ち込んでいると、菜月がやってきて莉子に「大丈夫?」声をかける。菜月はバイオリンケースに直樹の「8番」のキーホルダーを付けていることに気づく。
菜月は「私たち、お友達になりましょう」と言うのだった。
莉子がバイトに行っている間、麻衣と秀治は2人でお留守番だ。この日は、部屋の電球を取り替えていた。
「こういうとき男手があると助かるのよね」と秀治を褒める麻衣。そのとき踏み台の上で秀治がバランスを崩して麻衣の上に落下してしまう。麻衣を庇って落ちた秀治は「僕じゃダメですか?」と告白するのだった。秀治の言葉に動揺しながらも2人はキスを…。
その瞬間、莉子が帰ってきた。
秀治と麻衣の様子を見た莉子は、気を利かせて部屋を出て行く。
公園のベンチに座っていた莉子は、自分に自信が無くなって母親に電話をする。涙を我慢しながら電話をする様子を直樹が見ていた。そして立ち去った…。
――誕生日の夜。
自宅で、秀治と麻衣が莉子の誕生日を祝っていた。
もう少しで日付が変わる…。そんなとき飲んでいたワインやおつまみが切れて、秀治と麻衣が2人で買出しに出かける。一人で部屋にいる莉子の元に直樹から電話が…。
「誕生日、おめでとう」
莉子は直樹に誕生日のプレゼントに“バスケのドリブルをする音を聞かせて”とお願いする。
電話を持ったまま、いつもの公園でドリブルをする直樹。
直樹が公園にいることに気づいた莉子は、部屋のドアを開けると「もうキスしたりしない。人差し指で触ったりしない。馴れ馴れしくしない…だから“もう会わない”なんて言わないで!!」と叫んだ。
その言葉を聞いた直樹は莉子のアパートまで走ると、玄関のドアノブを揺らした。
ドアを開けた莉子を強く抱きしめる直樹。そのまま激しくキスをした…。
09/21
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第1話
プロバスケットボールチーム「JC ARCS」に所属。
まっすぐな性格だが本番に弱い人間で、
バスケットの腕も仕事も恋愛も、
いざというときにだめになってしまう。
恋人はいるが、愛想をつかされている。
料理がうまい。
フリースローが得意。
深夜の公園で莉子と出会うが・・・。
気が強く、明るくて前向きだが素直になれない女。
バイオリニストを目指している。
アルバイト先は本屋さん。
直輝と運命的な出会いをする。
チアリーダーで、直輝の彼女である。
直輝に少しうんざりしている。
莉子の親友で、フルート奏者。
恋バナ大好き!だが、恋人はいない。
マイペースで社交的な性格。
直輝の後輩の、バスケットボール選手。
JC ARCS所属。
無邪気な性格。
直輝が所属するJC ARCSのヘッドコーチ。
莉子のアルバイト先に押しかけるなど、
気になる人には積極的。
バスケットボール選手。
JC ARCSの新戦力で、海外から移籍してきたスタープレーヤー。
菜月に接近・・・?
直輝の母。
インテリア家具店店長である。
バスケットボールチーム「JC ARCS」のキャプテン。
本番に強い。
直輝の妹。
直輝の先輩のバスケットボール選手。
新人チアリーダー。
バスケットボールチーム・JC ARCSのマネージャー。
JC ARCSのトレーナー。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011