東野圭吾ミステリーズ
[第9話]
智美(広末涼子)は3年前まで働いていた出版社が倒産。09/06放送
派遣で働いていた会社も契約を切られ、30歳を目前に失業中だった。
そんなある日、短大時代の友人の典子(山口紗弥加)から結婚の知らせが届く。
蝶の標本集めが趣味という以外は、魅力的な男性だという。
だが、中に入っていた結婚相手との写真には見知らぬ女性が写っていた。
整形か?と思いつつ、典子の携帯に電話してみるが、彼女は出ない。
それから3日間連絡が付かず、智美は典子に会いに小田原まで出向く。
だが、アパートは留守で、たまたま帰宅した隣の部屋の桜井(平岳大)に声を掛けた。
写真を見せると、確かに典子と結婚相手だという。
智美は携帯番号のメモをドアにはさんで去ろうとするが、何者かがその姿を見ていた。
彼女は不動産屋を訪ね、典子の夫の昌章(大倉孝二)の勤め先を聞いて電話する。
だが、昌章は典子のことを聞かれると、動揺を隠せない様子だった。
智美がホテルにいると、昌章からショートメールが届いた。
今から会いたいというのだが、呼び出されたのは森の奥。
そこで、智美は何者かに崖に突き落とされそうになる。
幸い軽い怪我で済んだ智美は、刑事の橋本(きたろう)に事情を説明。
智美を突き落とした疑いを持たれた昌章は任意の事情聴取に呼び出される。
だが、昌章は智美にメールなどしていないと言う。
送信元の携帯は昌章が2台持っている携帯のうちの1台で間違いなかった。
昌章はその携帯はなくしたが、忙しくて届けを出すのを忘れていたという。
翌日、智美が駅に行くと、改札の向こうから典子が現れた。
写真とは違う、見知った典子の顔を見た智美はひと安心する。
智美から手紙のことを聞いた典子は、確かに書いたが、投函はしていないと言う。
同封されていた写真を見せると、昌章の元カノの秋代(大塚千弘)だった。
昌章が結婚後も秋代と連絡を取っていると知った典子は怒り、家出していたらしい。
警察から釈放され、典子と帰宅することになった昌章は智美にも来てほしいと頼む。
典子によると、智美に手紙を書いていた夜、突然、秋代がアパートに現れたのだという。
秋代は昌章と結婚するはずだったと言い、二人の写真を差し出した。
昌章に買ってもらったという、二人だけの連絡用の携帯も持っていた。
そこに、雨で駅から帰れないという昌章から、典子のもとに連絡が入った。
典子は秋代を部屋に置いて、昌章を駅まで迎えに行く。
だが、アパートに戻ると、既に秋代の姿はなかった。
その後、昌章とケンカになった典子は家出したのだった。
またケンカになりそうな典子と昌章に、智美は不動産屋からの伝言を伝える。
不動産屋が持っていた合い鍵が盗まれてしまい、手数料無料で交換するという話だった。
典子のもとを去った智美は、桜井と遭遇。彼は小学校の教師だった。
桜井に聞いてみると、確かに最近アパートを見張っている不審な人物がいるという。
智美は自分の置いていった携帯番号のメモを秋代が見て、呼び出したのだと確信した。
ホテルに戻った智美の携帯に、典子のアパートに来るようにとショートメールが届く。
警察に知らせれば、典子を殺すというのだった。
智美がアパートに行くと、何者かに気絶させられる。
目を覚ますと、智美は典子や昌章とともに縛られていた。
秋代の仕業とばかり思った智美だが、奥の部屋から現れたのは桜井。
智美にショートメールを送っていたのは、秋代の携帯を盗んだ桜井だったのだ。
桜井は昌章が持っている貴重な蝶の標本を探していた。
昌章が結婚指輪を買うために売却したと聞くと、桜井は3人を殺すと言って灯油を撒き始める。
昌章がかつて合い鍵を使って標本を盗みに入った時、秋代が一人で部屋に残されていた。
秋代を昌章の妻と思い込んだ桜井は、口封じのために彼女を殺してしまう。
そこに智美宛の手紙と、昌章と秋代の写真を見つけた桜井は翌日それを投函。
消印で差出人が翌朝まで生きていたと偽装できると考えたのだ。
桜井は秋代の犯行に仕立てて、3人を殺そうとする。
智美がとっさに昌章から蝶の標本を買ったのは自分だと言うと、桜井は動揺。
その隙に昌章が桜井に襲いかかり、無事に3人は助かった。
蝶の標本を集める小学校教師など不気味だと言う橋本に、昌章と典子は反論。
二人はしっかりと手をつないでいて、それを見た智美は安心する。
すると、智美はまた怪しげな人影を発見した。捕まえると、それは桜井の教え子の男の子。
桜井を解雇しようと抗議にやってきた母親だと勘違いして、見張っていたのだった。
09/20
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第1話
キャスト
石上純一 / 唐沢寿明(からさわとしあき)実業団のアーチェリー部のコーチ。
愛弟子である望月直美を自殺という形で失ってしまう。
直美から遺書ともいえるビデオレターを残される。
田村厚子 / 松下奈緒(まつしたなお)
大阪に単身赴任していて殺された田村洋一の妻。
何故か大阪への強い拒否反応がある。
浅野葉子 / 観月ありさ(みづきありさ)
弁護士。自宅付近で倒れていた、記憶をなくした少女を助け自分の部屋に連れていく。
男性が刺殺された現場で少女の目撃情報が出る。
中川伸彦 / 反町隆史(そりまちたかし)
再婚の新婚旅行で沖縄にやってきた男。
昨年娘を石油ストーブの不具合による一酸化炭素中毒で亡くしている。
娘は新妻・尚美に殺されたのではないかと疑惑を抱き続けていた。
青山弥生 / 長澤まさみ(ながさわまさみ)
書道の師範。恋人の北沢のマンションへ行き、彼の死体を発見する。
アルファベットの「A」のようなダイイングメッセージがあり、部屋は荒されていた。
ある会社社長の遺言書がなくなっており、北沢が持ち逃げしていたという事実が浮かび上がる。
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