ライアーゲーム
[第5話]
直(戸田恵梨香)が見守る中、残った4名での“ライアーゲーム”2回戦は続いた。4問目の出題者は秋山だったが、彼は「人生で一番大切なのは金だ」と出題すると、すぐに3人の目の前でNOに投票し、自分が勝つことを宣言する。その姿に驚き、フクナガ(鈴木浩介)、エトウ(和田聰宏)、リエ(岩佐真悠子)の3人はどうすることもできず、すでに6時間中3時間が過ぎようとしていた。すると、何かを考えていた様子のエトウはフクナガの元へ行き、チームを組んでお互いがYESとNOに分かれるよう提案する。そうすれば、引き分けはあっても負けはない。フクナガはチームの裏切り者だったが、エトウもリエもそれぞれのチームで契約書を交わしているため、もし二人で勝ったとしても、自身が棄権し、既に敗者となっているメンバーに賞金を還元するとマイナスになってしまうからだ。05/12放送
しかし、フクナガはこの行動がリエに丸見えで、作戦が筒抜けであることから、負けはしないけれど勝ちもないと断言。すると、今度はリエがやってきて、3人でチームを組もうと持ちかける。賞金は21億円、2チーム分の返済額をまかない、リエは3回戦に進む。自分の取り分は2億3千万で、残った125万がフクナガの取り分になると説明する。フクナガは自分だけが極端に取り分が少ないことに猛反発するが、裏切り者であるフクナガの訴えにリエは耳を貸そうとせず、結局こう着状態のまま時間だけが経過していった。
秋山は余裕の笑顔を浮かべたまま、ついに残り時間は5分となった。そこで、フクナガは代案が浮かばないため、リエとエトウに今回は引き分けにして、賞金については次の問題で話し合おうと提案する。仕方なく2人は了承し、土壇場になってフクナガが裏切らないよう、リエがフクナガとエトウのYESのカードを投票する。しかし、3人が組んでいるのを見ていても、秋山は余裕の表情を崩さないでいた。
そして開票。フクナガ、エトウのYESに続き、秋山のNOが掲示された。フクナガとエトウはホッと肩をろしたが、なんと次のリエの票は「YES」だった。驚くフクナガとエトウ。実は、秋山が一人勝ちできるよう前夜からリエと作戦を立てていたのだった。さらに、レロニラは悔しがるフクナガに、ゲーム外で騙しとった1億円の返金を言い渡す。
そうして秋山は賞金の21億円を手に入れたが、自分のチームとリエのチームの返金額をまかなうと、自身が棄権するだけの金額は残らず、秋山は3回戦に進まざるを得ない状況になっていた。それを知って心を痛める直だったが、秋山は“ライアーゲーム”の主催者を突き止めたいから気にするなと言い残し、そのまま連絡が取れなくなってしまった。
数日後、直の部屋へ谷村(渡辺いっけい)が訪ねくる。追い返そうとする直だったが、谷村は直に秋山の過去を話し始める。秋山の母は、女手一つで子供を育てようと必死に働き続け、秋山が大学在学中に体調を崩して働けなくなった。借金を返そうと騙されるままにマルチ商法に手を出し、その後自分も人を騙しているとわかり組織を脱退するが、借金はさらに増え、生命保険に入り自殺を図った。秋山が刑務所に入っていたのは、母の復讐のためマルチ組織を騙してつぶしたからだったのだ。秋山の真実を知って、呆然とする直。谷村は、ゲームに巻き込んだ秋山を救うためには敗者復活戦に参加することだと続け、案内状を置いて帰っていった。
3日後。直は、敗者復活戦会場にいた。直、フクナガ、エトウら合計9人の参加者が集まると、レロニラがいつものようにゲームの説明を始める。敗者復活戦は、自分たちの投票で1人を敗者におとしめていく“リストラゲーム”だった!
06/23
第11話
06/16
第10話
06/09
第9話
06/02
第8話
05/26
第7話
05/19
第6話
05/12
第5話
05/05
第4話
04/28
第3話
04/21
第2話
04/14
第1話
女子大生で“バカ”がつくほどの正直者で、人を信じやすく超が付くほどのお人好し。
あと、困ったら泣くという秘かな得意技を持つ。
彼女の母親は直が幼い頃に他界。父親も末期癌のため、現在はホスピスで療養中。
その為、普段はほぼ一人暮らし状態である。
とあることがきっかけでライアーゲームに参加することになってしまったが、
父を心配させないためにもライアーゲームに勝ち、一日も早くゲームから抜けようと奮闘する。
そんな中、彼女は秋山という男と出会う。
この秋山との出会いが、直をライアーゲームの真髄へと向かわせるきっかけとなる。
3年前に自分の母・秋山美智子を自殺へと追いやった巨大マルチ『集英商事』の復讐に燃える天才詐欺師。
詐欺師になる前は超名門の帝都大学で心理学を専攻する普通の大学院生だった。
とあるきっかけでライアーゲームに参加している直と出会うが、
彼女の性格が深一の母親と同じで正直者であるがゆえに、
ライアーゲームに協力する決意をする。
しかしそれも結局は母親の仇打ちの為であり、自らの策を成功させるために直を騙すこともある。
冷静な判断力で数々のライアーゲームに挑む。
LGT事務局員。
各種ゲームの進行役を務めている女。
ゲームを進めるにあたり、冷酷な態度を取りながらもどこか直にプラスになるような行動を取る。
その理由は不明…。
LGT事務局員だが、普段は警官として街のパトロールなどを行っている。
ライアーゲームの参加者を会場へ導くのがこの男の役割である。
さまざまな問題が起こるがその全てにこの男が絡んでいる。
日頃からエリーの行動には納得いかないことが多い。
ライアーゲームの主催者。
会場に姿を見せることは一切ない。
なぜ参加者に金の取り合いをさせるのか、なぜライアーゲームを開催するのかといった情報も一切不明。
どうやら彼の過去の出来事がライアーゲームの開催に関係しているらしい…。
本名はフクナガユウジ。友人・塚原悠の代理でライアーゲームに参加することになった。
特徴的な髪型からゲームの後半から“キノコ”と呼ばれるようになる。
キャバクラのユミに金をつぎ込んでしまい残高がスッカラカン。
ゲームに勝てば大金が手に入ると自分の意思でゲーム参加を表明した。
外見が黒ブチメガネにマッシュルームカットとかなり濃いキャラだが、
完全に塚原悠の“キノコ”キャラと被っているため、亘は“チビキノコ”と呼ばれるようになった。
深一の母親を自殺に追いやったマルチ集団の元トップ。
集団の頂点にいた男だが、大きな失敗をしたことで、
その罰として今回のライアーゲームに参加させられた。
同じライアーゲームに深一が参加していることを知り、
もう一度、深一を地獄に落して自分が這い上がろうと闘志を燃やすのであった…。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011