リアル・クローズ
[第11話]
美姫(黒木瞳)は統括部長を解任され、代わって尾崎(田中哲司)が婦人服部門に来る。12/22放送
彼は白紙になったクリスマス商戦企画の代替案を出すよう絹恵(香里奈)らに命じた。
美姫は絹恵に自分の代わりにプロジェクトの指揮を取れと指示。
だが、この短期間で松善に対抗できる企画を立ち上げるのは困難だった。
絹恵は優作(西島秀俊)に相談しようとするが、彼はロンドンに発ってしまう。
美姫と優作がいなくなったことにショックを受ける絹恵だが、人気ブランドとコラボした限定アイテムの販売を企画。
ニコラ(黄川田将也)らとともに交渉に当たるが、商品はなかなか集まらない。
絹恵は松善に勝つことだけにこだわるあまり、スタッフのことを考えない言動で凌(加藤夏希)らに反発される。
そんなある日、売場を見ていた絹恵はお客様を大事にするという肝心なことを忘れていた自分に気が付く。
彼女は凌たちに謝り、みんなと一緒にクリスマスイベントを成功させようと告げた。
絹恵は全館23時までのナイト営業を尾崎に提案。
クリアする問題が多過ぎると言われるが、絹恵は自分が交渉に当たると言う。
だが、テナントのスタッフたちからも人件費などの面から反対されるばかり。
それでも、絹恵は真摯に説得を続け、企画を実現できることになった。
だが、直前になって、主要取引先からの横やりで中止を告げられる。
絹恵は説得に行くと言うが、尾崎は女の子の出る幕ではないと言い放った。
すると、そこに優作が現れ、その取引先とは昵懇の仲だから何とかすると言う。
さらに、優作は尾崎が松善に情報をリークしていたことを追及。
尾崎も引き下がるしかなかった。
イベント当日、売場に美姫が現れた。
彼女はブランドのエコバッグを無料で配るのはどうかと言って、大量に持ってくる。
イベントは大盛況に終わった。
閉店後の店内で、美姫は改めて越前屋を去るあいさつを始める。
絹恵をはじめ、スタッフたちは感慨深い顔でそれを聞いていた。
優作は店を去る前に絹恵に、ロンドンについてこないかと言う。
絹恵は英語ができないから無理だと言って、断った。
すると、優作は戻ってきたら、一緒に最高に面白い越前屋を作ろうと言う。
優作が空港にいると、蜂矢が現れた。
まさかロンドンに来るわけではないだろうなと言う優作の言葉に、蜂矢ははぐらかすばかり。
一方、絹恵の下に食品売場から異動してきたタミコ(谷村美月)が現れた。
自分の服装のダサさを謝るタミコに、絹恵はかつての自分を思い出し、一緒に頑張ろうと告げる。
12/22
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第1話
キャスト
天野絹恵 / 香里奈(かりな)越前屋百貨店販売員。
苦手なファッションを扱う婦人服売り場の異動となった。
人間は中身。見た目ではないと思っていたが・・・。
神保美姫 / 黒木瞳(くろきひとみ)
越前屋百貨店婦人服統括部長(鬼部長)。
絹恵の上司。
人は外見がすべてと言い切る。
山内達也 / 高岡蒼甫(たかおかそうすけ)
絹恵の彼氏。
自動車の営業マン。
絹恵が変わり始めてからすれ違うように。
田渕優作 / 西島秀俊(にしじまひでとし)
越前屋百貨店ナンバーワンのバイヤー。
男の中の男で、情熱家である。
男性社員からの人望は厚いが、女性社員からは「変態」「オヤジ」と陰口をたたかれている。
佐々木凌 / 加藤夏希(かとうなつき)
越前屋百貨店「ザ・スペース」勤務。
完璧な美貌の持ち主。
絹恵におしゃれのスパルタ教育を行う。
好きなタイプは自分を姫のように崇める男性。
木村瑞穂 / 能世あんな(のせあんな)
カリスマ部長・神保美姫の右腕。
しなやかさの全くない仕事サイボーグ。
向上心に溢れている。
多村アヤ / えれな(えれな)
美姫のアシスタント。
元モデル。
器用でしたたかな女である。
蜂矢英明 / 小泉孝太郎(こいずみこうたろう)
セレクトショップのバイヤー。
優作(西島秀俊)のライバルで、自信家。
天野まゆ / IMALU(いまる)
絹恵の妹。栃木在住の女子高生。
ファッションに疎い姉とは違っておしゃれ大好きな今時の子である。
安い服を探しては自分でリメイクしている。
自分のスタイル・主張を持つ女の子。
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