佐々木夫妻の仁義なき戦い
[第10話]
03/23放送

法倫(稲垣吾郎)と律子(小雪)離婚訴訟で、証人の猪木(古田新太)が「子供は法倫が育てたほうがいい」と証言。律子の非をとがめ、彼女には子育てはできないと主張する。

律子のこれまでの奔放な行動は週刊誌で報じられ、顧問契約を打ち切ってくるクライアントまで現れた。大手クライアントを失った律子は小さな仕事も片っ端から手がけるようになり、子供は24時間体制の保育園に預けることに。法倫に有利な状況になっていくが、心中は複雑。事務所のスタッフたちも自分たちの今後を考え始め、蝶野(西村雅彦)は法倫に証人を引き受けてもいいと言い出す。さらに給料の未払いが続いて、家のローンの支払いもままならないからと、借金を申し出た。

そんな中、律子は友人の所(天野浩成)のもとを訪ね、偽証を頼み込んだ。子供は所との間の子だと証言してくれというのだ。法廷で所が律子に無断で勝手にそのことを言い出したかのように装うが、法倫はその嘘をあっさりと見抜いた。律子は反論しようとするが、法倫は「佐々木律子はそんなことをする女性ではない」と言い切られ、絶句してしまう。

裁判所を出た猪木は小川(山本耕史)に前回の発言を撤回できないかと相談。一方、蝶野は法倫に所が嘘をついているという証拠の映像を見せる。その中では所の恋人が彼の嘘を証言していた。だが、その恋人の発言は信用できるのかと尋ねる法倫に、蝶野は何も答えれられない。法倫は嘘の証言をでっち上げるなら即刻、借金を返せと蝶野に言う。すると、蝶野はその発言を録音したICレコーダーを差し出し、脅迫や強要なら律子にこれを渡すと言い出した。その後、小川は猪木が「本当は子供は二人で育てたほうがいいと思う」と言っていたことを法倫に告げる。

やがて、法倫と律子が直接尋問し合う「本人尋問」の日がやってきた。律子は法倫に「原告は被告を今でも愛しているのではないですか」と質問。法倫が「抽象的な質問で答えられない」と言うと、律子は数々の証拠を持ち出し「原告は被告をまだ愛している」と改めて追及する。法倫が回答を拒否すると、そこに桜庭(小出恵介)が入ってきて「法倫はまだ律子を愛している」と証言。だが、裁判官はそれに取り合わず、法倫に発言をうながす。

法倫は律子に子供の名前をなぜ自分の考えたものにしたのかと質問。「それは被告が原告を信頼している証拠なのではないか」と追及するが、律子は「他の名前を考えていなかったから」と本気で答える。それを聞いた法倫は律子に、どこまで大ざっぱなのだと責めた。すると、律子は涙ながらに「今でも法倫が好きだ」と告白。法倫も「これからもよろしく」と言って、握手を求める。

数年後、法倫と律子は子供の入園試験の面接に臨んでいた。面接官から料理はどちらが作っているのかと聞かれた二人はお互いに自分だと答え、相変わらずの論争になる…。
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キャスト
佐々木法倫 / 稲垣吾郎(いながきごろう)
潔癖主義な弁護士。正義感が強く、助けるべき人を助けたいという思いから自らの事務所を設立。同業者の律子と結婚するが、彼女のズボラな性格にうんざり。一度は離婚を突きつけたが、何とか危機を乗り越えた。そんな中、かつてフラれた大学の同級生と再会する。
佐々木律子 / 小雪(こゆき)
弁護士。大酒飲みで、だらしない性格。減らず口を言わせたら、誰にも負けない。法倫から何を責められても、強引な理屈で言い返す。
桜庭元 / 小出恵介(こいでけいすけ)
大学を中退し、司法試験の勉強をしながら、法律事務所で働いている秘書。
鈴木恵 / 酒井若菜(さかいわかな)
蝶野清 / 西村雅彦(にしむらまさひこ)
小川信司 / 山本耕史(やまもとこうじ)
猪木鉄男 / 古田新太(ふるたあらた)

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