タンブリング
[第7話]
病院に入院中の父・小野寺(加藤雅也)を訪ねた航(山本裕典)だったが、お互いに素直に話しをすることができないでいた。05/29放送
火野(西島隆弘)は父・雅治(升毅)との対立が激しくなっていた。体操一家の火野家で、新体操の道を選んだことが、父親は気に入らないのだ。
ある日、航は町中で不良に絡まれている火野を助ける。それをきっかけに、父親の話をする2人…。航は、自分の家のことを引き合いに出して「ちゃんと親父さんと腹を割って話せ」と火野にアドバイスをするものの、火野は聞き耳を持たなかった。
そんななか、「新体操の道でがんばるなら、もっと男子新体操部の有名な学校に通うべきだ」という雅治は、息子に黙って勝手に転校手続きを始めてしまう。しまいにはカラ高に乗り込んできて、火野が新体操部で練習をしているなか「新体操の名門校へ行け!」と命令をするのだった。
それに怒った火野は「退部する!」と言ってしまった。怒って体育館を出て行こうとする雅治を引き止めた航は、「息子の演技を見てやって欲しい」と頼み込む…。
一方、ひとり更衣室にいた火野に顧問の柏木(AKIRA)は、「自分の実力を奢り、孤独だった」自分の過去の経験談を話し始めた。そして、「航のように自分のために泣いてくれる仲間はいなかった」と付け加えるのだった…。
――県予選大会の日。
大会当日、雅治は会場の客席にいた。火野は個人競技の予選をトップで通過する。息子の演技を見た雅治は、ようやく、彼を、彼の新体操を、認めるのだった。
一方、団体戦は予想通り鷲津高が高得点をたたき出しトップだった。大会に出るには2位までに入らなければならない…。
そんななか、木山と日暮里が遅刻して会場にやってきた。なんと途中で不良に絡まれて傷だらけ。到底、試合に出られる状態ではなかった。
「このままでは出場できない…」悠太(瀬戸康史)がカラ高男子新体操部の棄権を決めようと、火野が「自分が出る!」と名乗り出るのだった。火野は今まで皆と練習をしたことはなかったが、隣で練習の様子を見ていたので「演技は完璧に頭に入っている」と言う。
その言葉通り、火野は完璧に団体戦の演技をこなしていた。
航は、最後の見せ場である“タンブリング”を火野に譲ると、「お前の居場所を見つけろ!」と言葉をかけた。そこで火野は見事に宙返りを決める!
結果は――なんと、堂々の2位!
これでカラ高男子新体操部の大会出場が決まった!!
その頃、喜ぶ江崎(国仲涼子)に鷲津高の監督がそっと声をかけていた。
「未経験の指導者では、ここまでが限界だ」と…。
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烏森高校3年。泣く子も黙る(?)カラ高のアタマ。
月森亮介や日暮里圭児たちとツルんで喧嘩は負け知らず。熱血で単純バカ。
周囲の生徒はもちろん、教師にさえ怖がられる存在。
気が短いため、何をやっても続かない。
鳥森高校3年E組。
親友として航に全幅の信頼を寄せ、いつも行動を共にしている。
かなりの女好きで7〜8股は当たり前。
年齢問わず付き合った相手は数知れず。
新任でやってきた航のクラスの担任。
いかついガタイのわりに気が弱く、趣味は畑仕事。
鳥森高校3年E組。
団体戦への出場を夢見る男子新体操部のキャプテン。
弱小・マイナーとバカにされながらも日々の練習に励む芯の強さを持つ。
女子新体操部の顧問。
弱小の男子新体操部に対し、事あるごとに廃部すべき、と提案する。
鳥森高校3年E組。
群れることを嫌い、いつもひとりでいる一匹狼的存在。
航たちヤンキー軍団との仲は良くも悪くもない感じだが、
仲間になろうとはしない。
航の母親。
飲食店「かもめ」をひとりで切り盛りしている。
その迫力には航も逆らえない。
航とツルんでいるヤンキーたちの一人。
3年生の男子体操部員。
2年生の男子体操部エース。航にライバル視される。
1年生で新入部員として男子体操部に入部。彼が入部したことで団体戦に必要な6人が揃う。
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6834131007Y41011
Blau
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