チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸
[第6話]
08/16放送

田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)に残された猶予は2日。
笹井(小西真奈美)への疑惑が濃くなる中、二人は事件発生時の音声を聞き直す。
すると、そこにはMRI室にあるはずのないCDの曲が流れていた。

さらに二人はMRI室と法医学教室をつなぐ小部屋を発見。
MRI室は密室ではなく、法医学教室と出入りすることが可能だったのだ。
だが、追及された笹井はそんな部屋は知らないと容疑を否定する。

だが、田口の真摯な問いかけに笹井も遺体に不審な点を感じていると告白。
調査結果が出たら、田口にも報告すると約束する。

その夜、北山(尾美としのり)の通夜が行われた。
そこで白鳥と田口は斑鳩(高橋克典)から拘束中の島津(安田顕)の様子を聞く。
島津は北山の遺体のAi鑑定が行われたかどうかを気にしていたというのだ。

Aiにヒントがあるかも知れないと考えた田口と白鳥は東城医大に戻る。
すると、北山の脳の画像には、拳銃で撃たれた時に写るはずの火薬が写っていなかった。
島津が北山を拳銃で撃ったという警察の判断を真っ向から否定する材料だった。

同じ頃、警察では島津が斑鳩に自分の無実を訴えていた。
島津が「Aiをすれば分かる、火薬が写っていないだろう」と叫ぶ。
だが、それは田口や白鳥、そして犯人しか知り得ない事実だった…。
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キャスト
田口公平 / 伊藤淳史(いとうあつし)
東城医大病院心療内科・特別愁訴外来の担当医。出世とは無縁で、血を見るのが嫌で外科医をドロップアウトした。人の話を聞くことで相手の抱える悩みや本心を引き出すことに長けている。
白鳥の策略によりAiセンターのセンター長に就任することになり、死因究明制度の問題と向きあうと共に、予想外の殺人事件に巻き込まれてしまう。
白鳥圭輔 / 仲村トオル(なかむらとおる)
厚生労働省大臣官房秘書課付技官。医療知識の乏しい警察を助け、法医学と法律の両面の知識から捜査をスムーズにするという機関設置を進める任務についている。
医師免許、解剖医、認定病理医、死体検案認定医などそうそうたる資格を持つ。
無神経で、人の領域に土足で上がりこむことで人の深層心理を暴いていく。
今回、Aiセンター設立を画策するが、法医学者や警察から激しい抵抗にあってしまう。
斑鳩芳正 / 高橋克典(たかはしかつのり)
警視庁・長官官房付情報統括室室長。警察に関する報道と世論をコントロールしている人物。
司法=正義と考え、「知らせなくていい情報を隠す義務が、司法にはある」という立場を取る。
医療が死因情報全てを掌握できてしまうAiセンターに反対する。
笹井スミレ / 小西真奈美(こにしまなみ)
東城医大・法医学教室准教授。
解剖こそが死因究明の最上手段と信じ、Aiセンターに反対する。
過去のある出来事がきっかけでこの仕事についた。
須賀秀介 / 市川知宏(いちかわともひろ)
東城医大法医学教室の院生。

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