東京DOGS
[第3話]
奏(小栗旬)の携帯が鳴る。発信者はマルオ(水嶋ヒロ)だった。11/02放送
“緊急招集”で老夫婦が経営する食堂に向かった奏。そこで待っていたのは、マルオとマルオが暴走族時代の後輩・蒲田シゲオ(矢崎広)だった。この店はシゲオの祖父母の店で、祖父母が悪徳サラ金からお金を借りてしまい、その強引な取立てに困っているのだという。
「特別対策室が関わる件ではない」と帰ろうとする奏を必死になだめるマルオとシゲオ。そこに3人の暴力団風の男が…。男たちは店内に入るなり、暴言を吐き、マルオたちに喧嘩を仕掛けてきた。すかさず奏とマルオが恐喝容疑で2人を現行犯逮捕するが、1人だけ逃がしてしまう。マルオが追うが結局捕まえることができなかった。
翌日、殺人事件が発生する。奏とマルオが現場に行くと射殺された男が担架で運ばれてきた。その男は、昨日、取り逃がした奴だった。
殺害されたのは、取立て屋の古川明(沖原一生)。マルオから昨日の事情を聞いた特殊捜査課の面々はシゲオを疑った。ところがマルオは、「シゲオは自分の弟みたいなものだ」と無実を訴える。ところが、シゲオとはあれから連絡が取れなくなっていた…。
由岐(吉高由里子)のマンションに由岐の姉を名乗る女がやってきていた。彼女の名は恵理(浅見れいな)。警察が由岐に姉がいることをつきとめて連絡を取ったのだ。しかし、由岐は恵理の顔を見ても姉を思い出せずにいた。
恵理は、2人が子どもだった頃のアルバムを持ってきていた。恵理の話では、両親は2人が幼い頃に亡くなったそうである。また、由岐は高校卒業後にアメリカへ留学に行くが、それからは音信不通だったという。どうやら留学前に姉妹で喧嘩をしたらしい…。幼い頃のことも、姉のことも思い出せない由岐だったが、アルバムを見ているうちに、幼い頃の、姉との出来事のほんの一部を思い出した。
マルオはシゲオがアルバイトしているクリーニング店へ行った。その店はマルオの暴走族時代の先輩で元暴力団の木内(鈴木亮平)が経営していて、シゲオは世話になっていたのだ。殺人事件のあった日、木内の話ではシゲオはアルバイトに来ていたという。これでシゲオのアリバイは成立するとマルオが喜ぶと、配達先に電話をしてアリバイを確認してくれると木内は言った。
ところが木内からの連絡では、事件当日、シゲオはかなり遅れて配達にやってきたらしいのだ。
すっかり落ち込んだマルオは、木内と共に由岐のアルバイトしているレストランに来ていた。そこに音信不通だったシゲオから連絡が! シゲオの話では、今まで恋人と旅行を楽しんでいたという。マルオの問いかけに犯行を否定するシゲオ。心配した木内はマルオの携帯を取ると、待ち合わせを約束する。
マルオと木内はシゲオと会うために待ち合わせの場所へ向った。ところがシゲオはいない。それどころか覆面を被った複数の男たちが突然襲い掛かってきたのだ! 襲ってきた男たちは木内を車内に連れ込もうとしている。そこへ奏が駆けつけ、軍隊上がりの拳法で一気に敵をやっつける。覆面の男たちは一斉に逃げるが、どうやら木内がターゲットの様だった…。
警視庁に戻った3人。奏は木内に「何かを知っているのではないか?」と尋ねた。木内は黙っていたが、シゲオから銃の入手ルートを教えてほしいと頼まれたと告白する。
ちょうどそのとき、殺害された取立て屋・古川の殺害に使われた拳銃が発見され、銃からはシゲオの指紋が検出されたのだ。それでも「シゲオはやってない!」と感情的になるマルオ。その様子を冷静に見つめる奏は、マルオを捜査から外すように大友課長(三浦友和)に進言するが、大友はマルオを捜査から外さなかった。マルオは「シゲオの無実を証明してやる!」と飛び出して行く…。
その日、奏は遅くまで警視庁に残って資料を読んでいた。そして、あることを思いつく。
奏は、古川が取立て屋として所属していた暴力団に「用心棒として雇ってくれ」と言い、半ば強引に潜入する。そこで古川が組織から煙たがれて命を狙われていた事実を掴んだ。
そんな中、シゲオの潜伏先が判明する。一斉に捜査員たちは出動した。マルオもその中にいたが、途中で、奏の車に強引に押し込められる。わけがわからないマルオだったが、車内にはシゲオがいた。奏が救出したという。
じつは、マルオと木内がシゲオと待ち合わせをして謎の連中に襲われていたとき、シゲオは別の場所で謎の連中に拉致・監禁されたのだ。すべてはシゲオに殺人の罪をきせようとしたものの策略だったのだ。
奏は、真犯人にシゲオから連絡をさせて呼び出したという。
奏とマルオは隠れてシゲオの前に現れる人物を見ていたが、現れたのは木内だったのだ!
木内は隠し持っていた拳銃でシゲオを殺そうとしたが、マルオが拳銃を構えているのに気付いて、見逃してくれるように懇願する。木内は組織に「店を潰す」と脅されて古川殺害を実行したそうだ。
「見逃してくれ」と逃げる木内に、マルオは「ダメっすよ」と答えるものの、動くことができない。それを見ていた奏は、マルオのためにも、家族のためにも逃げないでくれと言って木内に手錠を掛けた…。
恵理が帰る日、由岐、奏、マルオは見送りへ行く。別れ際、恵理は由岐に近づくと、由岐は自分のことを嫌っていたと告げ、由岐が渡米した原因もそこにあるとささやいたが、詳しいことは言わずに、そのまま去って行った…。
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第1話
NY警察のエリート刑事。やさしく紳士的だが、融通が利かない一面アリ。
小学生の時に父親を目の前で殺された。
犯人のいるNYに渡り、いつか検挙しようと思っている。
軍隊仕込みの知識がある。
仕事に関しては常に冷静で厳しい。
警視庁・特殊捜査課所属。
血の気多い暴走族上がりのやんちゃな人間。
空手、柔道、テコンドーなどあらゆる格闘技を習得している。
趣味は「合コン」。
事件の核心を知るはず・・・の女。
極度のショックから記憶を失っている。
工藤の後輩刑事。
ミスをしたり犯人に泣き言を言ったりする。
警視庁特殊捜査課課長。
過去に奏の父と仕事をしていた。
中間管理職、係長。
部下には厳しいが上司には弱い。
同僚のパパ刑事。
定年間近の刑事。
女医。
松永由岐の診察を担当している。
奏のことをめんどくさいと思う。
工藤の後輩刑事、堀川経一の彼女。
暴走族。
工藤の地元の後輩である。
高倉奏の母親。
息子のことをいつも心配している。
大事な場面で電話をかけてくる。
高倉奏の妹。
高倉カリンの彼氏。
高倉たちが追う組織の幹部。
由岐と同じバイトをし、情報を入手している。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
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