阿部寛が名作「幸福の黄色いﾊﾝｶﾁ」に挑戦、ﾋﾛｲﾝはｱﾉ旬の女優!!

(07/26)

阿部寛が不朽の名作「幸福の黄色いハンカチ」の現代版の主演に挑むことが明らかになった。この秋にスペシャルドラマとして日本テレビ系で放送される。

数々のドラマ・映画の主演を務めた阿部だが、今回ばかりは「最初は戸惑いを感じました」と気後れした様子。さらに作品の背景を2011年に置き換えて監修・脚本を担当したのは、何と日本映画会の巨匠・山田洋次監督。山田監督が地上波ドラマの脚本を務めるのは約21年ぶりとなる。

高倉健主演で1977年に公開された映画版は、「第1回日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を始め主要部門を独占、また国内の様々な映画賞を総なめにした名作となった。
桃井かおりがヒロインを務め高く評価され、同作で映画デビューを飾った武田鉄矢もこの映画から役者としての華々しい道が開いた。

同作は北海道、網走刑務所から出所した男・島勇作が主人公となる。バイトの面接を放り出して時間を無駄に過ごす若者・花田鉄也と、2人に街を案内する食堂の娘・小川朱美の3人が繰り広げるロードムービーだ。

桃井がかつて演じたヒロイン・朱美には堀北真希が決定。また現代の若者を象徴するキャラクター・花田鉄也には若手俳優・濱田岳が起用された。
濱田はかつて「3年B組金八先生」で共演した恩師の役を引き継ぐこととなる。

ドラマのモチーフである無数にはためく黄色いハンカチは、「希望の象徴」だという。公開当時に社会現象となり広い年代から支持された温かい作品を、阿部が現代に蘇らせる。