楽天､今度はイ･スンヨプ獲得へ!! 大型補強で阪神時代の再現なるか!?

前アスレチックスの岩村明憲内野手を3年総額10億円もの大型契約で獲得した楽天｡
さらに､前ロッキーズの松井稼頭央内野手の獲得にも乗り出すと報じられており､補強ポイントとなっている得点力アップへ積極的な姿勢を見せている｡

そんな中､大型補強第3弾となりそうな情報が入ってきた｡
今季限りで巨人を退団するイ･スンヨプ内野手の調査を始めたというのだ｡

ロッテから巨人に移籍した2006年､打率.323･本塁打41･打点108の好成績を残し､4年総額30億円という超大型契約を勝ち取ったイ･スンヨプ｡
しかしその後は期待を裏切り続け､今季は56試合に出場し､打率.163､本塁打5という成績に終わった｡

シーズン終了後には巨人の渡辺恒雄球団会長に､
｢4年契約で大金払って､クソの役にも立たなかった｣(中央日報より)
とまで言われ､16日に退団が決定｡
本人は､
｢現役の最後の1年くらいは韓国でやりたいが､いい成績を残してから｡このままでは終われない｣(サンケイスポーツより)
と日本でのリベンジを誓っていた｡

楽天側は長打力だけでなく､連続守備
機会無失策1225のセ･リーグ記録を保持している鉄壁の一塁守備を高く評価｡
今季､主に一塁手として起用されたルイーズは11失策と守備が不安定なだけに､獲得できれば攻守で大きな戦力となることは間違いない｡

岩村獲得決定後に行われた講演会で､
｢まだまだ(補強が)あるぞ｣(ニッカンスポーツより)
と宣言した星野監督｡
金本や下柳､伊良部といった大物選手を獲得しリーグ優勝を果たした阪神時代の再現となるだろうか｡

(2010年11月20日)

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