韓国でキム･ヨナの"アンチ"が急増中!? 原因はファンへの問題発言か!?

日本テレビの報道番組『真相報道バンキシャ』がフィギュアスケートの五輪金メダリスト､キム･ヨナの練習風景を無断で撮影し放送した問題で､同局が7日に正式な謝罪をしていたことがわかった｡

同局は昨年12月､｢女王キム･ヨナ丸秘練習｣と題してキム･ヨナの練習風景を放送｡
これに対しキム･ヨナのマネジメント会社･オールザットスポーツは､無許可の撮影だとして同局に謝罪を要求しており､韓国では大きく報じられていた｡

オールザットスポーツによると､同番組の尾崎浩行プロデューサー名義で送られてきた謝罪文には､
｢私たちは､オールザットスポーツに事前承諾を得ず､ロサンゼルスの練習場でキム･ヨナ選手を撮影したことを認めます｡この件について深く謝罪いたします(中略)再びこのような問題が再発しないよう､あらゆる努力を惜しみません｣(ここへんJAPANより)
などと書かれていたという｡

韓国メディアは今回の正式謝罪を､
『盗撮日本テレビ､キム･ヨナ側に謝罪』
といったセンセーショナルな見出しで報じており､ネット上にも､
｢こういうことは再発しないでほしい｣
｢問題を作っておいて今頃謝罪とは｡謝るならなぜ撮った?｣
｢謝罪放送もしないと｣
など厳しい意見が寄せられている｡

しかし一方では､
｢キム･ヨナ側もちょっと心が狭いね｡練習場で撮られたくらい､いいじゃないか｣
｢たいしたことないのに､キム･ヨナ側もオーバーだ｣
｢そういえばオーサーコーチに謝罪したのか｡世界チャンピオンにしてくれたコーチに公式謝罪したのか?｣
といったキム･ヨナに対する批判も多い｡

韓国では"国民の妹"と呼ばれ､絶大な人気を誇るキム･ヨナ｡
しかし､最近は批判的な意見も出てきているようで､いわゆる"アンチ"が急増しているという｡

その理由として韓国のネット上では､過度な広告出演や商業性､毎回起こるコーチ陣との不和､自国大会は収入になるアイスショー以外はあまり出場しないことなど挙げられている｡
また､キム･ヨナは､
｢ファンの過度な関心のせいで試合を棄権したくなった｣
と発言するなどファンに対して苦言を呈することも多く､そのことが"アンチ"急増に拍車をかけているのかもしれない｡

3月の世界選手権でおよそ1年ぶりに実戦復帰するキム･ヨナ｡
国民の期待に応えるような結果が残せなければ､"アンチ"の標的にされる可能性が高そうだ｡

(2011年1月13日)

その他のFIGUREニュース