日本ハム･斎藤佑樹､｢技巧派になりたくない｣!! 直球へのこだわりをコーチに激白!!

日本ハム･斎藤佑樹投手が6日､練習の合間に吉井理人､芝草宇宙両投手コーチとミーティングを実施｡
自身が理想とする投手像を力説した｡

この日は日曜日ということもあり､今キャンプ最多となる3000人のファンが集結｡
しかし､お目当ての斎藤は投球練習などを行うことなく､ミーティングのためウエートトレーニング室に消えていった｡

現状確認のために行われたという今回のミーティングで斎藤は､
｢真っすぐで空振りを取るのは難しい｡自分は打たせて取るタイプ｣(スポニチアネックスより)
と自己分析｡
しかし､
｢技巧派にはなりたくない｡いつか真っすぐで空振りが取れるようなピッチャーになりたい｣(同)
と直球への強いこだわりも口にしたという｡

チームメートには最高のお手本となるダルビッシュ有投手がいる｡
斎藤は憧れの先輩に追いつくため､
｢ピッチングフォームをもう一度見直してやりたい｣(同)
と軸足を伸ばした新投球フォームに着手することを宣言｡
投球の柱となる直球に､更なるスピードや切れを求めていく覚悟だ｡

しかし､この斎藤の"理想像"を聞いた吉井コーチは､
｢ダルビッシュも真っすぐだけじゃ空振りは取れない｡真っすぐだけで空振りを取れる投手は世界で1人もいないよ｡コンビネーション｡それ(直球)だけに集中してやるとおかしくなる｣(同)
とアドバイス｡
長所である変化球の制球力を活かしながら､バランスよく調整することを勧めたようだ｡

7日にはキャンプ3度目のブルペン入りを予定している斎藤｡
理想とする"本格派"投手への道はまだ始まったばかりだ｡

(2011年2月7日)

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