松坂大輔､今季初登板もチームは15年ぶりの開幕5連敗! 西岡剛は骨折でDL入り!

【レッドソックス 4-8 インディアンス】
米大リーグ･レッドソックスの松坂大輔投手が6日(日本時間7日)､インディアンス戦で今季初登板｡
初回に2点本塁打を浴びるなど5回を6安打4四死球3失点で敗戦投手となった｡

これでレッドソックスは15年ぶりの開幕5連敗｡
開幕5連敗以上のチームがポストシーズンに進出したのは過去に2例しかなく､ワールドチャンピオンの筆頭候補に挙げられていたチームは早くも正念場を迎えている｡

連敗ストップを託された松坂だったが､課題の立ち上がりで捕まった｡

初回は気温4度という凍てつく寒さの中で体が動かず､制球難を露呈｡
ストライクを取りにいった直球を､韓国出身の秋信守に右中間スタンドへ運ばれた｡
2回も四球で出したランナーを返され､2イニングで3失点｡
150キロを超える球はなく､5イニング計96球で空振りさせたのは2度だけ｡
球速アップを目的にオフから取り組んでいた､"下半身主導のフォーム"を実践することはできなかった｡

松坂は試合後､
｢自分の状態の良い悪いに関係なく､こういう状況なので､チームが勝つように投げなければいけなかった｡それができなかった｣(スポニチアネックスより)
と厳しい表情｡
開幕直後とはいえ､厳しい現実を突きつけられているフランコナ監督は､
｢自分たちを哀れんでいる暇はない｡勝つ方法を探すだけ｣(同)
と必死に前を向いた｡

松坂の次回登板は11日のレイズ戦｡
チームとしてはもちろん､自身も浮上のきっかけを掴めるだろうか｡

また､7日(日本時間8日)に行われた試合で､ツインズ･西岡剛内野手が守備の際に左脚下腿部の腓骨を骨折｡
デビューからわずか6試合で無念の故障者リスト(DL)入りとなっている｡

(2011年4月8日)

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