ソフトバンクが圧倒的な強さで交流戦優勝! セ･リーグ相手にわずか2敗!

【中日 3-5 ソフトバンクナゴヤドーム】
｢日本生命セ･パ交流戦｣は15日､ソフトバンクが中日に完勝し､2年ぶり3度目の優勝を決めた｡
3試合を残しての優勝決定は最速タイ記録｡
パ･リーグ勢による優勝は､2005年の交流戦導入1年目から7年連続となった｡

17勝2敗2分けという圧倒的な強さで交流戦を制したソフトバンク｡
優勝に王手をかけて臨んだこの日も､危なげない試合運びで中日を圧倒した｡

初回､先頭の川崎が中前打で出塁｡
本多の犠打で1死二塁とし､内川が中前へ先制適時打を放った｡
｢前の2人(川崎､本多)がチャンスを回してくれる｡僕は(走者を)かえすのが仕事｣(中日スポーツより)
と内川は謙遜するが､これがソフトバンクの勝ちパターン｡
なんと､内川が初回に打点を挙げた試合は､10勝2分けと無敗なのだ｡

内川は三回にも適時打を放ち､この日2打点｡
横浜時代､個人タイトルの獲得経験はあるが､所属球団での"優勝"はプロ11年目で初となるだけに､
｢正直､うれしい｣(同)
と笑顔を見せた｡

交流戦最多となる3度目の優勝を飾った秋山監督は､
｢選手が一戦一戦､集中して自分の仕事をしっかりしてくれた｣(同)
と納得の表情でコメント｡
しかし､優勝インタビューで表情が緩むことはなく､
｢われわれには大きな目標がある｡その目標に向かって頑張っていきます｣(同)
と8年ぶりの日本一をファンに約束した｡

この日の勝利で貯金を今季最多の｢22｣､2位とのゲーム差を｢3.5｣としたソフトバンク
早くも独走態勢に入りつつあるが､指揮官に油断はないようだ｡

(2011年6月16日)

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