イチロー、電撃移籍の裏側! 不眠症に悩み「野球が楽しくない」と漏らすことも…
先月24日、マリナーズからヤンキースへの電撃移籍したイチロー外野手。11年半在籍したマリナーズで数々の偉業を成し遂げたフランチャイズプレーヤー(同一球団で長くプレーする選手)の決断は、地元シアトルのメディアやファンでさえ予期せぬものだった。
しかし、イチロー自身は数年前からマリナーズの一員としてプレーすることに、刺激やモチベーションを感じにくくなっていたかもしれない。
移籍初年度の2001年こそ地区優勝を果たしたが、その後チームは万年下位に低迷。
イチローがどれだけ好成績を残してもチームの順位は上がらず、それどころか"個人記録のためにプレーしている"といった批判を受けることもあった。
米国在住のスポーツジャーナリストによると、イチローは数年前から、
「野球をやっていても少しも楽しくないんだ。達成感が得られないんだ」(女性自身より)
と漏らすようになったとのこと。
そんな悶々としたイチローを支えたのが、8歳年上の弓子夫人だったという。
米国の野球関係者がこう明かしている。
「他球団への移籍を模索するイチローに、5年前の再契約の際、弓子夫人は言ったそうです。『もう少しだけ頑張ってみようよ。だってあなたは、これほどシアトルのファンに愛されているのだから』と。それで彼もマリナーズ残留を決意したんです」(同)
しかし、その後もチームは低迷したまま。
2008、2010年にはシーズン100敗という屈辱も味わった。
前出の野球関係者によると、この頃のイチローは若返りを図るチーム内で孤立してゆき、精神的なダメージを抱えていたという。
「イチローの髪に白いものが急激に増え始めたのは'10年のシーズンあたりから。そして彼はついに、不眠症に苦しめられるようにまでなってしまいました」(同)
イチローの成績に陰りが見え始めたのもちょうどこの頃。
昨季は10年間続けてきたシーズン200安打の記録が途絶え、打率も.272止まり。
今季も開幕から調子が上がらず、前半戦終了時の打率は自己ワーストとなる.261だった。
それから約2週間後、イチローはヤンキースへの電撃を発表する。
この際、彼の背中を押したのは、やはり弓子夫人だったようだ。
前出の野球関係者はこう語る。
「数カ月前、イチローの苦悩を見かねた弓子さんが『ほかの球団に行ってもいいのよ』と、救いの助言を口にしました。今回の移籍で、最後にイチローの背中を押したのは、弓子夫人でした」(同)
ヤンキースへ移籍後も決して本調子ではなく、下位を打つことが多いイチロー。
それでも、ワールドシリーズを狙える名門チームでの戦いは、彼に野球の楽しさを再認識させてくれるはずだ。
(2012年8月5日)
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