日本ハム､3年ぶり6度目のリーグ制覇! 栗山監督｢北海道が一番になりました!｣

プロ野球パ･リーグは2日､日本ハムの3年ぶり6度目(前身の東映時代を含む)の優勝が決まった｡

マジック1としていた日本ハムは試合がなかったものの､マジック対象チームの西武が敗れたため優勝が決定｡
この日は札幌ドームでの練習をファンに公開し､胴上げの瞬間にはグラウンドにもファンを入れ､栗山監督が10度宙に舞った｡

就任1年目でリーグ優勝を成し遂げた栗山監督は､
｢北海道が一番になりました!｣(サンケイスポーツより)
と笑顔であいさつ｡
｢ほとんど何もしなかったんですが､初めての指揮ということで､選手にはかなり迷惑をかけました｣(同)
とここまでの戦いを振り返りつつ､
｢選手全員が144試合全ての試合に勝つんだという､甲子園の決勝をやってくような戦い方の選手の思いが､ここに来ることができた要因だと思います｣(同)
と選手たちの労をねぎらった｡

昨オフに絶対的エース･ダルビッシュ有投手がメジャーへ移籍し､シーズン前は苦戦が予想された日本ハム｡
しかし､開幕直後から安定した戦いぶりで上位をキープし､9月15日に首位に立つと､ダルビッシュに代わるエースに成長した吉川､全試合に4番で先発した中田らの活躍で混戦を抜け出した｡

胴上げ後の記者会見を終えると､選手達は札幌ドーム地下2階の特設会場で待望のビールかけを堪能｡
初のビールかけとなった中田は､
｢いままで経験したことがないからうれしいの一言｡4番の経験､プラス優勝なので幸せです｣(同)
と満面の笑み｡
ベテランとしてチームを引っ張り､4月に2000本安打を達成した稲葉は､
｢監督の言うことを聞いていれば勝てるという1年間だった｣(スポニチアネックスより)
と振り返り､
｢(監督には)もっともっともっと泣いてもらいますよ｣(同)
と6年ぶりとなる日本一を誓っていた｡

(2012年10月3日)

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