押尾学被告､｢一生面倒見るから｣と元マネに身代わりを依頼!?

保護責任者遺棄致死罪などで起訴された俳優押尾学被告(31)が､事件当時にマネージャーだった遠藤亮平氏(28)に､身代わりを頼んだ疑いが出てきた｡

遠藤氏が29日までに警視庁捜査1課の事情聴取に応じ､同被告との事件当日のやり取りを明かしていたことが分かった｡

昨年8月に､東京･六本木ヒルズのマンションの一室で銀座のクラブホステス､田中香織さん=当時(30)=と一緒にMDMAをのみ､彼女の容体が急変したにもかかわらず､救急車を呼ぶなど適切な救命措置を取らずに放置し､死なせたとされる今回の事件｡

この日放送のTBS系｢イブニングワイド｣によると､現場に呼び寄せた遠藤氏に押尾被告は｢一生面倒見るから｣と身代わりになってくれるように相談｡

遠藤氏が｢携帯電話の履歴が残っているから無理｣と拒否すると｢お前も一緒にいたことにして､オレがいなくなった後に(田中さんが)急変したことにしてくれ｣と迫ったという｡

08年5月から同被告の担当マネジャーを務めた遠藤氏は､もともと｢すごくマジメ｣｢器用ではないが､一生懸命働いていた｣などと周囲の評価を受けていた人物｡

遠藤氏は田中さんの携帯電話を捨てた証拠隠滅の疑いで逮捕され､すでに罰金20万円の刑が確定している｡

遠藤氏が住む都内のマンションはひっそりと静まり返り､インターホン越しに応対はなかった｡

｢急変してすぐに死亡したので､通報する余裕はなかった｣｢心臓マッサージなど必要な保護措置は取っている｣と無罪を主張している押尾被告ではあるが､自分の罪をマネジャーにかぶせようとしていたとなると､どこまで信じてよいのやら…｡(松野)

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