水樹奈々いじめセクハラ体験を告白!! 「傷つくには十分すぎた」衝撃の過去とは!?
(01/17)

歌手として紅白歌合戦に2年連続で出場し、声優としても活躍する水樹奈々(みずきなな=30)。
昨年1月に発売したシングル『PHANTOM MINDS』では声優として初めてオリコンチャート週間1位を獲得するなど、アニメファン以外からも高い支持を受けている。

そんな彼女が、自身の誕生日である今月21日に初の自叙伝『深愛』を発売。
その中には現在の明るい表情からは想像もできない、壮絶な過去が綴られている。

愛媛県新居浜市に生まれた水樹が歌い始めたのは5歳のころ。
歯科技工士だった父は自身が果たせなかった演歌歌手という夢を水樹に託し、厳しい特訓を課したという。

その特訓は、
「マイクに頼っては演歌歌手にはなれない。のどを鍛えるには劣悪な環境でこそ価値がある」(引用:スポニチアネックス)
という父の信念の下、義歯を削る音が鳴り響く仕事場で行われ、水樹は毎日10曲以上歌い続けたと告白している。

そんな生活が、
「中学を卒業するまで10年間毎日続いた」(同)
ということもあり、彼女の好きなテレビ番組は『NHKのど自慢』や『ふたりのビッグショー』(共にNHK)といった同年代とは話の合わないものばかり。
小中学生時代にはそういった些細なことが原因でいじめ受けており、同級生から頼まれてサインを書くと、
「タレント気取り」(同)
と笑われ、現在もそのときのトラウマからサインをする時、
「一瞬不安になる」(同)
という。

特訓の甲斐もあり中学卒業と同時にスカウトされ上京したが、そこでも辛い出来事が待っていた。

下宿生活とはいえ、生活費はわずか3万円の仕送りのみ。
学校指定の靴下はつぎはぎだらけだったという。

さらに、自叙伝の中では下宿先の演歌の先生から、
「冗談ともつかないセクハラ」(同)
を受けていたことを告白。
今となっては大したことではないとしているが、
「思春期の女の子が傷つくには十分すぎた」(同)
と振り返っている。

自叙伝の中で、
「いつか自分のために書き下ろされた演歌を歌いたい」(同)
という夢を明かした水樹。
その夢は2008年に亡くなった父への最高の親孝行となるだろう。(伊原)


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