TOKIO･国分太一が6年ぶりの映画主演! 原作者･乙武洋匡も俳優デビュー!

(12/02)

人気グループ･TOKIOの国分太一(こくぶんたいち=37)が､2013年公開予定の映画『だいじょうぶ3組』で主演を務めることが1日､分かった｡

同作は､『五体不満足』の大ヒットで知られる作家･乙武洋匡氏(おとたけひろただ=35)が昨年9月に発表した処女小説が原作｡
自身の小学校教師としての実体験が基になっており､先天性四肢切断の障害を抱える教師とそれを支える補助教員､そして生徒たちとの心温まる交流を描く｡

国分が演じるのは､教師を挫折した教育委員会職員･白石優作｡
先天性四肢切断の障害があり教員採用試験の実技試験に失敗した親友･赤尾慎之介を助け､1年間の期限付きながら小学校教員への採用に導き､自らも補助教員として教壇に復帰するという役どころだ｡
また､天性四肢切断を抱える教師･赤尾役は乙武氏自らが演じる｡

毎日映画コンクール主演男優賞など高い評価を受けた『しゃべれどもしゃべれども』以来､6年ぶりの映画主演となる国分は､
｢多くの俳優さんがいるなかで､なんで僕なんだろう･･･と｡いまも僕自身の心持ちは全くもって『だいじょうぶ』ではありません｣
と率直な心境を告白｡
それでも､来年1月のクランクインに向け､
｢乙武さんや子供たちと精一杯作品に向き合い､充実感に満ちたクランクアップを迎えられるように頑張りたい｣
と意気込んでいる｡

一方､演技初挑戦となる乙武氏は､
｢映画化なんて夢のよう｡初めての演技に不安もありますが皆さんと力を合わせ､メッセージの伝わる作品にしたいと思います｣
と気合い十分｡
すでに脚本を読み込み､体を張った演技にも意欲を見せているという｡

映画は､赤尾を軸に描かれた原作と異なり､白石の視点に置き換えて描かれるとのこと｡
『余命1ヶ月の花嫁』などを手掛けた廣木隆一監督がメガホンを取り､2013年の公開を予定している｡(伊原)