スギちゃんの事故は「Qさま!!」の収録で! 打ち切り回避で箝口令敷かれる
(09/09)

今月1日未明、テレビ朝日のバラエティー番組収録中に胸椎骨折、全治3ヶ月の重傷を負ったスギちゃん(39)。
決まっていた仕事のほとんどをキャンセルすることを余儀なくされ、その補填として局から3億円もの賠償金を受け取るという話も聞こえてきている。

さてこの痛ましい事故だが、いったい何の番組で起きたのだろうか。
インターネット上ではプールに高飛び込みする企画でおなじみの『Qさま!!』が有力視されているが、局はそれを否定している。
なんでも人気番組の打ち切りを回避するため、番組名については意地でも明かさない方針なのだという。
『週刊文春』が報じている。

「補償問題やスポンサー対策で、共演者やスタッフには箝口令が敷かれている」(現場関係者:週刊文春)

テレビ情報誌に掲載されていた情報から判断すると、事故が起きたのはやはり『Qさま!!』の特番『Pさま!!』の収録。
放送予定日は9月9日とあり、「プレミアムな『Qさま!!』特別編」「10メートル飛び込み…早く飛びこめるのはどっち スギちゃんVS宇治原史規」とスギちゃんの名前が出ていることからほぼ確実と言えよう。

上記を元に同誌が局の広報部に問い合わせたところ、
「『Qさま!!』とは全く別物の単発の番組です。放送する会社がタイトル未定と言っているわけですから、違うと指摘されてもねえ」(引用:同)
と怒り気味に回答されたとか。

さらに同番組共演者のいとうあさこ(42)や宇治原史規(うじはらふみのり=36)の所属事務所も、「テレビ朝日に問い合わせてください」(同)と言葉を濁したそうだ。

一部メディアは問題の番組が9日に放送予定であったことまで報じており、事故が『Pさま!!』の現場で起きたことは明らか。
しかし局はその事実を頑なに認めようとはせず、今後も番組名を隠し通す構えだ。

「番組名が出て、人気番組に打ち切り説が出るのが怖いのでしょう。
テレ朝は安全には細心の注意を払っていたと言っていますが、そもそも、この6月に過労で倒れたばかりの40歳近いおじさんを深夜1時に10メートルの高さから飛びこませるほうが非常識。
まあ、芸人がテレビ局に嫌と言えるはずありませんが」(芸能ジャーナリスト:同)

その日、収録には安全指導のために専門家が立ち会っていた。
そしてスギちゃんは問題のない姿勢で飛び込み、着水後も「腰が痛い」と言うくらいで意識はハッキリしていたという。
ところが、終わってみればこの大怪我だ。

スポーツ医学を専門とする東京大学の武藤芳照教授は、
「胸椎の内部にある脊髄を損傷した場合、下半身不随となる恐れもありました。
164センチで83キロもある理由が筋肉ならば問題ありませんが、テレビで見る限り脂肪でしょう。
普段は運動をしない方が、突然高度な競技に取り組んだことが、まず無謀です」(引用:同)
と指摘している。

『Qさま!!』は2004年から放送されている人気番組で、中でも高さ10メートルの飛び込み台からプールに飛び込むまでの時間を競うコーナーは有名。
番組名を隠したところで、悪評が付くのはもはや避けられない事態では。(高橋)


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