光宗薫のAKB48脱退を残念がるテレビ関係者たち…｢良い子だったのに｣

今月24日､AKB48･正規メンバーの光宗薫(みつむねかおる=19)が､体調不良を理由としてグループを脱退することを発表した｡
今後は体調が回復するのを待って､別の形で芸能界に復帰する構えだという｡

光宗は昨年13期生としてグループに加入｡
神戸コレクションモデルオーディショングランプリ獲得の過去を持つ彼女は､｢スーパー研究生｣として話題となり､異例の早さでグラビア･CM･ドラマ等への出演を果たした｡

しかしそのことで他のメンバーのファンから反感を買い､心ない言葉に胸を痛めることも｡
結果､｢自分の思う万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなった｣として､脱退を決意するに至ったようだ｡

光宗は研究生時代から誰よりもプロ意識が高く､仕事に対して真面目な姿勢を見せていたという｡
『NEWSポストセブン』が､彼女の脱退を残念がるテレビ関係者らの声を取り上げている｡

｢バラエティ番組の収録でも､貪欲な子でしたよ｡プロデューサーから『こうしてくれ』と指示を受けても､『そうすると､あの子とキャラ被っちゃいませんか?大丈夫ですか?』と真剣に向き合っていた｡
もちろん､食ってかかるような態度ではなく､番組を良くしようという想いと自分のキャラクター設定を考えてのことだったのでしょう｡普通の研究生は､いわれたことをこなすのが精一杯｡伸びしろがある子だと感じていたのですが……｣(テレビ関係者:NEWSポストセブン)

加入当初から異例の抜擢で持てはやされただけに､周囲の期待は大きかった｡
光宗自身もそれに応えようと､軽すぎた体重を増やすなどの努力を重ねたが､今年6月の『選抜総選挙』での結果は｢圏外｣｡
彼女の活躍を良く思っていなかったアンチファンに､ここぞとばかりに叩かれてしまった｡

繊細な性格で､たびたび悩んでいる様子をファンに見せていた光宗｡
その心根は優しく､誰に対してもおごり高ぶるようなことはなかったという｡

｢ADなど立場の強くないスタッフにも礼儀正しかったし､人の立場を見て態度を変えるような感じではなかったですね｣(ほかのテレビ関係者:同)

挫折を乗り越え､再び芸能界に戻って来た日には､きっと今よりも輝く彼女の姿が見られるだろう｡(高橋)

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