2012年｢今年の漢字｣は過去にも選ばれたアノ文字! 2位は｢輪｣､3位は｢島｣が入選!

(12/12)

日本漢字能力検定協会が12日､京都･清水寺でこの1年間の世相を漢字1字で表現する｢今年の漢字｣を発表した｡
午後2時過ぎ､森清範貫主が｢清水の舞台｣に置かれた越前和紙に特大の筆で揮毫｡

和紙には大きく｢金｣と書かれた｡
その瞬間､文字を見た観衆からは大きな歓声が上がった｡
今年は約25万9000通があり､｢金｣は9156通を獲得｡
｢金｣は2000年にも選ばれている｡

今年はロンドン五輪での日本史上最多の38個のメダル獲得や､山中伸弥教授がノーベル賞を獲得など､多くの｢金｣字塔が打ち立てられた｡
2012年5月21日､932年ぶりに日本の広範囲で金環日食が観測されたことも｢金｣選出に影響している｡
また､年金資金運用に関わる詐欺事件や､生活保護不正受給といった｢カネ｣を巡る問題も選ばれた理由の一つだ｡
その他､2位には｢輪｣､3位には｢島｣が入選した｡

1995年から今年で18回目を数える同イベント｡
揮毫された漢字は12月13日から31日正午まで､同寺本堂で一般公開される｡
これまで選ばれた漢字は以下のとおり｡(石森)

●｢今年の漢字｣一覧

2012年｢金｣
2011年｢絆｣
2010年｢暑｣
2009年｢新｣
2008年｢変｣
2007年｢偽｣
2006年｢命｣
2005年｢愛｣
2004年｢災｣
2003年｢虎｣
2002年｢帰｣
2001年｢戦｣
2000年｢金｣
1999年｢末｣
1998年｢毒｣
1997年｢倒｣
1996年｢食｣
1995年｢震｣

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