宇多田ヒカル､父･宇多田照實バッシング報道に反論! 藤圭子の遺言書あった

宇多田ヒカル(うただひかる=30)が5日､自殺した母･藤圭子(ふじけいこ=享年62)の遺言書の存在を改めて明かした｡

藤の自殺後､一部で宇多田の実父･宇多田照實(うただてるざね=65)へのバッシングが高まっている｡
離婚していた照實氏が遺体の確認をしたことに疑問の声が噴出｡
照實氏は遺言書に基づき､家族以外の対面を謝絶するなどしていたが､遺書はなかったのではとも報じられている｡

宇多田の遺言書に関する発表は､この照實氏バッシング報道に反論するかたち｡
同日､公式サイトで､
｢今なお母の心配をしてくださっている方々にお伝えしたいことがあります｣
と綴り､藤の自殺後について説明した｡

まず､本名について､
｢一連の記事で母の本名が誤って報道されていました｡
阿部純子ではなく､宇多田純子です｡
父と離婚後も､母は旧姓の阿部ではなく宇多田姓を名乗ることを希望し､籍も父の籍においたままでした｡
夫婦だとか夫婦ではないなんてこと以上に深い絆で結ばれた2人でした｡
亡くなる直前まで､母は娘である私だけでなく､父とも連絡を取り合っていました｡
父は､母が最後まで頼っていた数少ない人間の1人です｣
と述べた｡
警察署はその事実をふまえた上で､遺体の本人確認と引き取りを､照實氏に依頼したのではとのこと｡

次に遺書について､
｢遺書はなかったと報道されていますが､今年の始めにしたためられた遺言書はありました｡
他の解釈の余地の無い､母らしい､非常に率直な遺言書です｡
その遺言書の内容に基づき､出来る限り母の意向に沿うべく精いっぱいの弔いをしています｣
と報告した｡

さらに､
｢母は､身内や知人の葬儀には出席せず､自分の時間､自分のやり方でお祈りをささげる､というポリシーの持ち主でした｡
葬儀や告別式といったイベントを好むような人ではなかったことを､母をよく知る者､母のためを思う方なら､ご理解してくださることと思います｣
とコメント｡
遺言に従い葬儀を行わず､火葬のみで藤を送り出したことに理解を求めている｡(古川)

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