「映画興行収入ランキング2013」発表! アニメ強し! ジャニーズ作品は苦戦!?
(12/16)
先日、スタジオジブリの新作アニメが『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)に決まり、2014年夏に公開されることが東宝より発表された。
東宝といえば、業界最大手の映画会社として知られる。もはや"一人勝ち"状態であり、映画業界が目指す一つの目安、年間2000億円のうち、およそ30〜40%前後を東宝一社が占める。
2012年も、他社が相次いで興収を落としたのに対し、東宝は100億円以上前年度増を果たした。
ところが今年は、その東宝も不振にあえいでいるという。『東京スポーツ』が報じた。
本題に入る前に、『日刊エンタテイメント』が掲載した「2013年の映画興行収入ランキング」を紹介しよう。
☆1位『風立ちぬ』120億円
☆2位『モンスターズ・ユニバーシティ』90億円
☆3位『ONE PIECE FILM Z』69億円
☆4位『レ・ミゼラブル』58億円
☆5位『テッド』43億円
☆6位『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』40億円
☆7位『清州会議』37億円
☆8位『名探偵コナン 絶海の探偵』36億円
☆9位『そして父になる』32億円
☆9位『真夏の方程式』32億円
☆9位『謎解きはディナーのあとで』32億円
☆12位『ドラゴンボールZ 神と神』30億円
☆12位『シュガー・ラッシュ』30億円
☆14位『ポケモンBW 神速のゲノセクト・ミュウツー覚醒』31億円
☆15位『007スカイフォール』27億円
☆15位『劇場版SPEC〜結〜 漸ノ篇』27億円
☆17位『アイアンマン3』26億円
☆17位『プラチナデータ』26億円
☆19位『怪盗グル―のミニオン危機一髪』24億円
☆20位『魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語』23億円
(※公開中の作品は、推定額)
1位の『風立ちぬ』を筆頭に、『ドラえもん』『清須会議』など、上位に多数の作品がランクインした東宝。
だが、今年度の最終興収は541億円程度で、前年度と比べ20%程減少する見込み。
『東京スポーツ』によれば、ジャニーズ映画の低迷が一つ原因になっていると指摘。
櫻井翔主演作品『謎解きはディナーのあとで』は、公開前50億円突破を期待されたが、結果は30億円余り。中居正広主演の『ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』も、約18.5億円と伸び悩んだ。
「テレビ映画やジャニーズ映画というのは、うわべだけの"ブーム"に過ぎなかったということ。一方で三谷幸喜監督の『清須会議』が30億円に迫るヒットを記録しているし、来年以降は、より脚本がしっかりとした面白い映画、真の意味での映画が注目されるのでは」(映画関係者:東京スポーツ)
『踊る大捜査線』シリーズが終わり、『海猿』シリーズもトラブルが起きて続編の目処が立っていない。
松本潤と上野樹里を主演に起用した『陽だまりの彼女』は推定17億円程度。テレビ番組でしきりに番宣した『ガッチャマン』は大ゴケ。
アニメ・キャラクター作品が好調な反面、キャスト重視に見える作品は苦戦を強いられている。
東宝は2014年も櫻井翔主演の『神様のカルテ2』や岡田准一主演『永遠の0』等、いくつかのジャニーズタレント主演作品を公開する。
今年の減額分を取り返す起爆剤になるような作品は果たして生まれるのだろうか。(柳井)
東宝といえば、業界最大手の映画会社として知られる。もはや"一人勝ち"状態であり、映画業界が目指す一つの目安、年間2000億円のうち、およそ30〜40%前後を東宝一社が占める。
2012年も、他社が相次いで興収を落としたのに対し、東宝は100億円以上前年度増を果たした。
ところが今年は、その東宝も不振にあえいでいるという。『東京スポーツ』が報じた。
本題に入る前に、『日刊エンタテイメント』が掲載した「2013年の映画興行収入ランキング」を紹介しよう。
☆1位『風立ちぬ』120億円
☆2位『モンスターズ・ユニバーシティ』90億円
☆3位『ONE PIECE FILM Z』69億円
☆4位『レ・ミゼラブル』58億円
☆5位『テッド』43億円
☆6位『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』40億円
☆7位『清州会議』37億円
☆8位『名探偵コナン 絶海の探偵』36億円
☆9位『そして父になる』32億円
☆9位『真夏の方程式』32億円
☆9位『謎解きはディナーのあとで』32億円
☆12位『ドラゴンボールZ 神と神』30億円
☆12位『シュガー・ラッシュ』30億円
☆14位『ポケモンBW 神速のゲノセクト・ミュウツー覚醒』31億円
☆15位『007スカイフォール』27億円
☆15位『劇場版SPEC〜結〜 漸ノ篇』27億円
☆17位『アイアンマン3』26億円
☆17位『プラチナデータ』26億円
☆19位『怪盗グル―のミニオン危機一髪』24億円
☆20位『魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語』23億円
(※公開中の作品は、推定額)
1位の『風立ちぬ』を筆頭に、『ドラえもん』『清須会議』など、上位に多数の作品がランクインした東宝。
だが、今年度の最終興収は541億円程度で、前年度と比べ20%程減少する見込み。
『東京スポーツ』によれば、ジャニーズ映画の低迷が一つ原因になっていると指摘。
櫻井翔主演作品『謎解きはディナーのあとで』は、公開前50億円突破を期待されたが、結果は30億円余り。中居正広主演の『ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』も、約18.5億円と伸び悩んだ。
「テレビ映画やジャニーズ映画というのは、うわべだけの"ブーム"に過ぎなかったということ。一方で三谷幸喜監督の『清須会議』が30億円に迫るヒットを記録しているし、来年以降は、より脚本がしっかりとした面白い映画、真の意味での映画が注目されるのでは」(映画関係者:東京スポーツ)
『踊る大捜査線』シリーズが終わり、『海猿』シリーズもトラブルが起きて続編の目処が立っていない。
松本潤と上野樹里を主演に起用した『陽だまりの彼女』は推定17億円程度。テレビ番組でしきりに番宣した『ガッチャマン』は大ゴケ。
アニメ・キャラクター作品が好調な反面、キャスト重視に見える作品は苦戦を強いられている。
東宝は2014年も櫻井翔主演の『神様のカルテ2』や岡田准一主演『永遠の0』等、いくつかのジャニーズタレント主演作品を公開する。
今年の減額分を取り返す起爆剤になるような作品は果たして生まれるのだろうか。(柳井)
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