道重さゆみがモー娘｡卒業! エースがいなくなり今後に不安も!

モーニング娘｡'14が4月29日､山口県･周南市文化会館にてコンサートを開催し､リーダーの道重さゆみが今秋をもって卒業することを発表した｡

アンコールで新曲『時空を超え宇宙を超え』を披露した後､｢突然ですが､ここで私からお知らせがあります｣と自らの口で語り始めた｡
｢今年2014年のモーニング娘｡'14の秋ツアーの最終日をもって､モーニング娘｡を卒業します｡私は､約二年前にリーダーになった時から｢モーニング娘｡に恩返しがしたい｣と言ってきました｡そんな中､私の力だけではないですが､シングルで5作連続1位をいただけたり､いろんな活動を通して､少しずつ､少しずつ､恩返しができたかな､と感じています｡
ここからが本当の恩返しだと思っています｡超超超いい感じのモーニング娘｡に仕上げてから卒業し､次の世代にバトンタッチしたいと思っています｡｣(一部抜粋)

発表をこの日を選んだのは､道重さゆみが山口県出身であり､真っ先に地元で卒業を伝えたかった｡会場からは｢さゆみん｣コールが鳴り止まず､終演後再び道重さゆみがステージに登場する異例の状況に｡
頼れるリーダーの卒業発表を受けて､現サブリーダーの飯窪春菜は｢正直､不安な気持ちでいっぱい｣､譜久村聖は｢本当に甘えてきました｡これからは､私たちが恩返しをしたいです｡道重さんが卒業する最終日まで､1日1日大切にしたい｣とコメント｡

後輩達にとって､約11年間在籍し､グループの勢いを取り戻す立役者となった道重さゆみの存在はあまりにも大きい｡しかし､次は自分たちが同じ役割を果たさなければならない｡
いよいよ黄金期を経験していないメンバーだけとなるモーニング娘｡'14｡さらに人気を上げられるか否か､若手の底力が試される｡(柳井)