オリコン発表のランキングから「2008年の上半期の集大成」を垣間見てみる。
(06/26)
オリコンといえば、各種ランキングの統計・発表で、激動の各シーンを浮き彫りにしていることで有名。
「知的な有名人」「セクシーだと思う有名人」「お姫様イメージを持つ憧れの有名人」など、ユニークなランキングをとることで、「世の中、みんな同じようなこと考えているんだな〜」とか「ヤベっ、あたし(俺)、世の中とぜんぜん違うんだけど……」など、いろんな印象を皆に残してきた。
そんなオリコンがこのたび、2008年の上半期の集大成となるべく、音楽シーン、DVD(映画)シーンのランキングを発表した。
それぞれのランキングから、今年の上半期がどんな時期だったのかを改めて振り返ってみよう。
まずは、音楽から。上半期シングルランキングがこちら。10位以下も注目の作品が並ぶが、それはオリコンのサイトなどでチェックしてほしい。
1位/「そばにいるね」青山テルマ feat.Soulja
2位/「DON'T U EVER STOP」KAT-TUN
3位/「LIPS」KAT-TUN
4位/「羞恥心」羞恥心
5位/「Step and Go」嵐
6位/「吾亦紅」すぎもとまさと
7位/「太陽のナミダ」NEWS
8位/「60s 70s 80s(NEW LOOK/ROCK STEADY/WHAT A FEELING)」安室奈美恵
9位/「キセキ」GReeeeN
10位/「SUMMER TIME」NEWS
メジャーデビュー、さまざまなアーティストの作品にコーラスとして参加してはいたものの、無名に近かった女性シンガー、青山テルマが一挙にスターダムにのしあがった、まさに青山テルマ時代の到来と呼べる上半期。
それと同様に、ドラマやバラエティなどで酷評を受けながらも、KAT-TUNのナンバーが上位に並んでいるのは、本人たちからしてみればしてやったりということだろう。それ以外にも、NEWSがトップテン内に2作品を食い込ませていることから、TOKIOや嵐に続いて、下半期のジャニーズではこの2強の時代を予感させる。
さて、アルバムのほうはどうか?
1位/「EXILE LOVE」EXILE
2位/「5296」コブクロ
3位/「EXILE CATCHY BEST」EXILE
4位/「HEART STATION」宇多田ヒカル
5位/「AND I LOVE YOU」DREAMS COME TRUE
6位/「orbital period」BUMP OF CHICKEN
7位/「Kingdom」倖田來未
8位/「GUILTY」浜崎あゆみ
9位/「Single Best」柴咲コウ
10位/「I LOVED YESTERDAY」YUI
ここはさすがのEXILEパワーを見ることができ、まぎれもなくEXILE独走イメージの時期だったと言えるだろう。
1月1日、「EXILE PERFECT YEAR」の開幕として、新録による第一章のヒット曲を含めた3枚のベストアルバムをリリース、アニメ『エグザムライ』本編発売、『月刊EXILE』創刊、『劇団EXILES』5月公演、5大ドームツアー開催の5つを宣言し、その宣言どおりの活躍を見せてくれている。
極めつけは、昨年10月にフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」の中で紹介され大反響を巻き起こした“オカザイル”のライブ映像をDVD収録するなど、エンタテインメント性をとことん追求したスタイルに新たなファンが急増した。
さて、最後にDVD。
1位/「トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション」
2位/「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション」
3 位/「47」
4位/「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」
5 位/「バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション」
6 位/「HERO」
7 位/「SUMMER TOUR 2007 FINAL Time−コトバノチカラ−」
8 位/「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!ダウンタウン結成25年記念DVD 永久保存版(10)(罰)浜田・山崎・遠藤 絶対に笑ってはいけない警察24時!!」
9 位/「桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜」
10 位/「アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)」
映画に限らず、音楽もの、バラエティ、お笑い、アニメなどさまざまなジャンルが虎視眈々と上位を狙っているDVDシーンで、上半期の天下をとったのはスピルバーグ総指揮の超大作「トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション」だった。
日本のロボット玩具をモチーフにしたアニメーション作品がベースだが、CG技術を駆使し大胆に実写化しSFファン、メカファンを巻き込んで爆発的な人気を得た。
また「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」が上半期リリース作品中で最も高い21.9万枚という初動を記録したことも注目だ。
約10年ぶりの新作映画、全4部構成の第1弾など話題満載で劇場公開された同作だが、TV版にリアルタイムで親しんだ層に、口コミなどで知識を増やした層が上乗せされ、巨大なマーケットを揺るがしていた。
いずれにしても、青山テルマのような大ブレイクと、ヱヴァンゲリヲンのように今までの人気の積み重ねから生まれた人気と、バランスがとれたエンタメシーンだったと振り返ることができるだろう。(古田鉄寿)
「知的な有名人」「セクシーだと思う有名人」「お姫様イメージを持つ憧れの有名人」など、ユニークなランキングをとることで、「世の中、みんな同じようなこと考えているんだな〜」とか「ヤベっ、あたし(俺)、世の中とぜんぜん違うんだけど……」など、いろんな印象を皆に残してきた。
そんなオリコンがこのたび、2008年の上半期の集大成となるべく、音楽シーン、DVD(映画)シーンのランキングを発表した。
それぞれのランキングから、今年の上半期がどんな時期だったのかを改めて振り返ってみよう。
まずは、音楽から。上半期シングルランキングがこちら。10位以下も注目の作品が並ぶが、それはオリコンのサイトなどでチェックしてほしい。
1位/「そばにいるね」青山テルマ feat.Soulja
2位/「DON'T U EVER STOP」KAT-TUN
3位/「LIPS」KAT-TUN
4位/「羞恥心」羞恥心
5位/「Step and Go」嵐
6位/「吾亦紅」すぎもとまさと
7位/「太陽のナミダ」NEWS
8位/「60s 70s 80s(NEW LOOK/ROCK STEADY/WHAT A FEELING)」安室奈美恵
9位/「キセキ」GReeeeN
10位/「SUMMER TIME」NEWS
メジャーデビュー、さまざまなアーティストの作品にコーラスとして参加してはいたものの、無名に近かった女性シンガー、青山テルマが一挙にスターダムにのしあがった、まさに青山テルマ時代の到来と呼べる上半期。
それと同様に、ドラマやバラエティなどで酷評を受けながらも、KAT-TUNのナンバーが上位に並んでいるのは、本人たちからしてみればしてやったりということだろう。それ以外にも、NEWSがトップテン内に2作品を食い込ませていることから、TOKIOや嵐に続いて、下半期のジャニーズではこの2強の時代を予感させる。
さて、アルバムのほうはどうか?
1位/「EXILE LOVE」EXILE
2位/「5296」コブクロ
3位/「EXILE CATCHY BEST」EXILE
4位/「HEART STATION」宇多田ヒカル
5位/「AND I LOVE YOU」DREAMS COME TRUE
6位/「orbital period」BUMP OF CHICKEN
7位/「Kingdom」倖田來未
8位/「GUILTY」浜崎あゆみ
9位/「Single Best」柴咲コウ
10位/「I LOVED YESTERDAY」YUI
ここはさすがのEXILEパワーを見ることができ、まぎれもなくEXILE独走イメージの時期だったと言えるだろう。
1月1日、「EXILE PERFECT YEAR」の開幕として、新録による第一章のヒット曲を含めた3枚のベストアルバムをリリース、アニメ『エグザムライ』本編発売、『月刊EXILE』創刊、『劇団EXILES』5月公演、5大ドームツアー開催の5つを宣言し、その宣言どおりの活躍を見せてくれている。
極めつけは、昨年10月にフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」の中で紹介され大反響を巻き起こした“オカザイル”のライブ映像をDVD収録するなど、エンタテインメント性をとことん追求したスタイルに新たなファンが急増した。
さて、最後にDVD。
1位/「トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション」
2位/「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション」
3 位/「47」
4位/「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」
5 位/「バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション」
6 位/「HERO」
7 位/「SUMMER TOUR 2007 FINAL Time−コトバノチカラ−」
8 位/「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!ダウンタウン結成25年記念DVD 永久保存版(10)(罰)浜田・山崎・遠藤 絶対に笑ってはいけない警察24時!!」
9 位/「桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜」
10 位/「アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)」
映画に限らず、音楽もの、バラエティ、お笑い、アニメなどさまざまなジャンルが虎視眈々と上位を狙っているDVDシーンで、上半期の天下をとったのはスピルバーグ総指揮の超大作「トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション」だった。
日本のロボット玩具をモチーフにしたアニメーション作品がベースだが、CG技術を駆使し大胆に実写化しSFファン、メカファンを巻き込んで爆発的な人気を得た。
また「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版」が上半期リリース作品中で最も高い21.9万枚という初動を記録したことも注目だ。
約10年ぶりの新作映画、全4部構成の第1弾など話題満載で劇場公開された同作だが、TV版にリアルタイムで親しんだ層に、口コミなどで知識を増やした層が上乗せされ、巨大なマーケットを揺るがしていた。
いずれにしても、青山テルマのような大ブレイクと、ヱヴァンゲリヲンのように今までの人気の積み重ねから生まれた人気と、バランスがとれたエンタメシーンだったと振り返ることができるだろう。(古田鉄寿)
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