いよいよ佳境を迎えている､話題のTBSの金曜ドラマ『魔王』。
その中で､自身の秘められた能力のため､あくなき復讐心に翻弄されるひとりのサイコメトラーに注目が集まっている。
そのサイコメトラーとは､小林涼子（こばやしりょうこ=18）演じる､咲田しおりだ。
図書館で司書として働きながら､タロットカフェ「ガランサス」で働いている咲田は､本が大好きで､子供の頃から読書家だった女性。
「大好きな本に囲まれ､本を読む楽しみを多くの人に知って欲しい」と司書になり､「手が荒れやすいから」といつも白い手袋をして働いている。
しかし､この手袋をつけているのには､実は秘密の理由があった。
彼女は､物体に残った残像を読みとる超能力を持ったサイコメトラーで､意志の強さと生まれ持った優しい性格のために､たびたび複雑な出来事にまきこまれる。
このように､表に出せない自分の内面を､いかにうまく表現するか？
異能力者を演じる俳優・女優にとって､この悩みは永遠の課題なのだろうが､小林涼子は実に巧みに演じきっているのである。
「まだ18歳なのに？」
そんな声が聞こえてきそうだが､実は彼女の女優としてのキャリアはなんと14年。
4歳の頃から女優をしているのだから､さすがに納得せざるを得ない。
そんな小林涼子も､この『魔王』では多くの刺激を感じ取っている様子。
「どれもすごく頭に残る､まさに残像を残すような映像で､本当にカッコイイ。毎回サイコメトラーのシーンはすごくカッコ良く作ってもらっているので印象に残りますね」
通っている大学でも「サイコの子だ！」と言われたりして､“サイコちゃん”というニックネームまで付いてしまっているのだとか。
それだけ､見事に演じ切れている証拠だ。
しかし､その裏には彼女ならではの努力も隠されている。
「この役は難しい。誰も分からないですからね。どうやって見たらいいのかとか､その映像を見せてもらうわけでもないし､自分の想像だけで見えた感じを出さなければいけないのはすごく難しいです」
そしていよいよラストが近づいてきているストーリーの先については､
「最後みんな救われてほしいですね。どうやって救われるかは分からないですけど､みんなうまく生き残って救われてほしいなと思います」
と､ちょっぴり意味深な発言。
さて､その『魔王』の次回も衝撃の展開が待っている。
直人（生田斗真・いくたとうま=23）は､宗田（忍成修吾・おしなりしゅうご=27）殺しを自供した葛西（田中圭・たなかけい=24）が大切な人をかばうために嘘の供述をしたと見抜く。
全ては事件を影で操る領（大野智・おおのさとし=27）の思惑通りだった。
そんな直人の前にしおり（小林涼子）が現れ､直人が自分同様､真犯人を知っていると気づく。
しおりは「これ以上､誰も傷つく必要はない」と直人を励まし､協力を宣言する。
事実と向き合う決意を固めた直人は､麻里（吉瀬美智子・きちせみちこ=33）に葛西のアリバイを証言するよう依頼。
はじめは拒否した麻里だったが､葛西の愛の深さを知り全てを話す覚悟を決め､麻里の予想外の選択に､典良（劇団ひとり・げきだんひとり=31）はショックを受ける。
領の真意が分からない直人は､自分以外の人間が事件に巻き込む領に我慢ができなくなり､ついに思いが爆発。
そして､直人にまた赤い封筒が届く……。
まあ､よくもここまで次から次へと衝撃が待っているもんだと､誰もが虜になっているはず。
来週の金曜が今から待ち遠しくてたまらないのは､あなただけではなさそうだ。（古田鉄寿）
その中で､自身の秘められた能力のため､あくなき復讐心に翻弄されるひとりのサイコメトラーに注目が集まっている。
そのサイコメトラーとは､小林涼子（こばやしりょうこ=18）演じる､咲田しおりだ。
図書館で司書として働きながら､タロットカフェ「ガランサス」で働いている咲田は､本が大好きで､子供の頃から読書家だった女性。
「大好きな本に囲まれ､本を読む楽しみを多くの人に知って欲しい」と司書になり､「手が荒れやすいから」といつも白い手袋をして働いている。
しかし､この手袋をつけているのには､実は秘密の理由があった。
彼女は､物体に残った残像を読みとる超能力を持ったサイコメトラーで､意志の強さと生まれ持った優しい性格のために､たびたび複雑な出来事にまきこまれる。
このように､表に出せない自分の内面を､いかにうまく表現するか？
異能力者を演じる俳優・女優にとって､この悩みは永遠の課題なのだろうが､小林涼子は実に巧みに演じきっているのである。
「まだ18歳なのに？」
そんな声が聞こえてきそうだが､実は彼女の女優としてのキャリアはなんと14年。
4歳の頃から女優をしているのだから､さすがに納得せざるを得ない。
そんな小林涼子も､この『魔王』では多くの刺激を感じ取っている様子。
「どれもすごく頭に残る､まさに残像を残すような映像で､本当にカッコイイ。毎回サイコメトラーのシーンはすごくカッコ良く作ってもらっているので印象に残りますね」
通っている大学でも「サイコの子だ！」と言われたりして､“サイコちゃん”というニックネームまで付いてしまっているのだとか。
それだけ､見事に演じ切れている証拠だ。
しかし､その裏には彼女ならではの努力も隠されている。
「この役は難しい。誰も分からないですからね。どうやって見たらいいのかとか､その映像を見せてもらうわけでもないし､自分の想像だけで見えた感じを出さなければいけないのはすごく難しいです」
そしていよいよラストが近づいてきているストーリーの先については､
「最後みんな救われてほしいですね。どうやって救われるかは分からないですけど､みんなうまく生き残って救われてほしいなと思います」
と､ちょっぴり意味深な発言。
さて､その『魔王』の次回も衝撃の展開が待っている。
直人（生田斗真・いくたとうま=23）は､宗田（忍成修吾・おしなりしゅうご=27）殺しを自供した葛西（田中圭・たなかけい=24）が大切な人をかばうために嘘の供述をしたと見抜く。
全ては事件を影で操る領（大野智・おおのさとし=27）の思惑通りだった。
そんな直人の前にしおり（小林涼子）が現れ､直人が自分同様､真犯人を知っていると気づく。
しおりは「これ以上､誰も傷つく必要はない」と直人を励まし､協力を宣言する。
事実と向き合う決意を固めた直人は､麻里（吉瀬美智子・きちせみちこ=33）に葛西のアリバイを証言するよう依頼。
はじめは拒否した麻里だったが､葛西の愛の深さを知り全てを話す覚悟を決め､麻里の予想外の選択に､典良（劇団ひとり・げきだんひとり=31）はショックを受ける。
領の真意が分からない直人は､自分以外の人間が事件に巻き込む領に我慢ができなくなり､ついに思いが爆発。
そして､直人にまた赤い封筒が届く……。
まあ､よくもここまで次から次へと衝撃が待っているもんだと､誰もが虜になっているはず。
来週の金曜が今から待ち遠しくてたまらないのは､あなただけではなさそうだ。（古田鉄寿）
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