第3回日本ケータイ小説大賞はkiki作の「あたし彼女」に決定!!
(09/26)

日本ケータイ小説大賞という賞をご存知だろうか?

これはケータイ小説を対象とした賞で、ケータイ小説家に与えられる文学賞のこと。

小説やシナリオ、そのほかさまざまな賞がある中で、いよいよケータイ小説に関する賞も本格的に認知されてきた様子がある。

この賞、実はもう3回目になり、ケータイ小説家にとってはひとつのステータスとなっているのだ。

それもそのはず、ケータイ小説の急速な浸透によって、ケータイ小説を書籍化したものが100万部を超えるベストセラーになったりすることはもはや珍しいことではない。

この賞の受賞作品ではないが、「恋空」などは、ケータイ小説、書籍、映画、ドラマと、あらゆるジャンルにおいて重要なコンテンツとなっているほどだ。

そんな中、注目すべき第3回日本ケータイ小説大賞が発表された。

今回、大賞を受賞したのは北海道在住の女性作家、kiki(23)氏。

彼女の描いた「あたし彼女」が選ばれ、同作はTSUTAYA賞、JOYSOUND賞にも選ばれ、初の3冠獲得を達成した。

この「あたし彼女」は今時の若者言葉を多用した今までにない文体で、切ない恋心をつづった作品。

審査委員長を務めた作詞家、秋元康(あきもとやすし=52)は

「言葉のリアリティがすばらしい。こんな小説を読んだことがない」

と、もろ手をあげて大絶賛。

さらには、

「小説家の頭では生み出せないものだと思う。彼女の言語感覚はおもしろい。体で感じた体感小説だと思う」

と、ケータイ小説ならではの新たな可能性に目を見張った。

日本ケータイ小説大賞といえば、第1回(2006年)の大賞受賞作、「クリアネス」(十和:著)や、第2回(2007年)の大賞受賞作、「白いジャージ〜先生と私〜」(reY:著)がそれぞれ数十万部レベルの売り上げを達成しており、今回の作品も映画界、テレビ業界をはじめ、「間違いなくヒットする芽」として注目を浴びている。

まさに、アメリカンドリームならぬケータイドリームというわけか。

ちなみに、この大賞、実は誰でも応募ができる。プロ、アマ、年齢は一切問わないというのだ。

そのほかには「公式応募サイトもしくはフリー応募制に参加するサイトで公開され、ケータイで閲覧可能であること」などの条件があるのだが、基本的にはあなたの温めている作品でチャレンジできる。

「よし、思い切ってチャレンジしてみるか」という人。

もしかしたら、来年はあなたの作品が選ばれているかもよ?(古田鉄寿)


関連ニュース
古舘伊知郎が小室哲哉との因縁を告白! 無礼な態度に怒った!?
秋元康がAKB48刺傷事件に初言及! 「夢を諦めない」握手会商法続ける気満々!
秋元康指原莉乃天狗化が心配!? 「調子に乗らないように」と嘘付いていた!
秋元康が引退発言、河西智美「握手会を大切にしたい」と誓うなど芸能ミニNEWS2本!
秋元康の年収は50億円超! 国税庁の所得調査で明らかに!
注目ワード
【人物】
秋元康
【キーワード】
日本ケータイ小説大賞 恋空 クリアネス 白いジャージ タイ あたし彼女 小説家 映画 リア ケータイ小説 注目 彼女 小説 ケータイ
【ニュースカテゴリ】

出産 破局 離婚 エンタメ 失言 ジャニーズ 熱愛 結婚 妊娠 不祥事 暴言
最新エンタメニュース



サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau