マイケル・ジャクソンの急死は薬物依存?整形後遺症?
「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソン(まいける・じゃくそん=享年50)が25日正午(日本時間26日早朝)ごろ、米ロサンゼルスの自宅で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。
心不全とみられるが、詳しい死因は不明のまま。
最近は、来月予定された英ロンドン公演での“復活”を控え、連日リハーサルを重ねていたが、死亡前夜にもリハーサル後に鎮痛剤を打っていたという。
──原因は鎮痛剤なのか?
「マイケルのマネジャーと話したが、彼によると、昨夜(24日)から気分が良くないと訴えて主治医の診察を受けていたんだ。
25日朝になってマネージャーと主治医が様子を見に行くと、マイケルはすでに息をしていなかった」(マイケルの兄マーロン:CNN)
通報を受けて25日正午すぎに救急隊員が駆け付けたが、すでに呼吸ができない状態。
42分間にわたり蘇生を試みたが回復せず、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)付属病院に搬送されたが、午後2時26分、死亡が確認された。
ベッドの傍らでは姉のラトーヤが泣き崩れていたという。
同夜、兄ジャーメインが病院で会見し、泣きながら正式に死去を公表。
ロス郡検視局は26日に検視を行うが、「詳しい死因の解明は数週間かかるだろう」と指摘。
ロス市警は現段階で事件性を示す証拠はないとしつつ「死因が特定されていない事件はすべて調べる」と捜査を開始した。
7月13日からロンドンO2アリーナでの計50公演を控え、連日のようにロス市内のステープルズセンターでリハーサルを行っていた。
100万枚のチケットは完売状態。完全復活をめざしてハードなリハを積む余り、ここ数日「体がだるい」と訴えていたという。
前夜もリハ後に不調を訴え、心不全を起こす可能性のあるモルヒネ系の鎮痛剤を打った後に倒れて呼吸が停止したとの情報もあるようだ。
昨年末には米週刊誌「イン・タッチ」で、遺伝子異常の難病により肺と肝臓に深刻な病を抱えていると報じられ、鎮痛剤を服用しすぎたとの見方が流れていた。
1984年のCM撮影で大やけどを負い、皮膚移植手術を受けた際、鎮痛剤への依存が始まったとも言われている。
ジャクソン家の弁護士も、マイケルさんがリハーサル中に足を骨折して薬を服用していたと明かし、「近年は薬を服用し過ぎていると家族に伝えてあった」と、薬物過剰摂取の状況を示唆した。
また、度重なる美容整形手術による感染症の疑いも浮上している。
2月に「サン」誌が、鼻を手術した際に抗生物質が効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染し、菌が全身に広がったと報じている。
一説には50回以上の整形を繰り返し、顔が年々“変化”していたのは有名だ。
93年に皮膚の色素を作るメラニンが失われる皮膚病と診断され、最近では皮膚ガンの噂も飛び交っていた。
もともと体形維持のため極端な小食でも知られ、健康不安が常につきまとっていた。 (淺川)
心不全とみられるが、詳しい死因は不明のまま。
最近は、来月予定された英ロンドン公演での“復活”を控え、連日リハーサルを重ねていたが、死亡前夜にもリハーサル後に鎮痛剤を打っていたという。
──原因は鎮痛剤なのか?
「マイケルのマネジャーと話したが、彼によると、昨夜(24日)から気分が良くないと訴えて主治医の診察を受けていたんだ。
25日朝になってマネージャーと主治医が様子を見に行くと、マイケルはすでに息をしていなかった」(マイケルの兄マーロン:CNN)
通報を受けて25日正午すぎに救急隊員が駆け付けたが、すでに呼吸ができない状態。
42分間にわたり蘇生を試みたが回復せず、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)付属病院に搬送されたが、午後2時26分、死亡が確認された。
ベッドの傍らでは姉のラトーヤが泣き崩れていたという。
同夜、兄ジャーメインが病院で会見し、泣きながら正式に死去を公表。
ロス郡検視局は26日に検視を行うが、「詳しい死因の解明は数週間かかるだろう」と指摘。
ロス市警は現段階で事件性を示す証拠はないとしつつ「死因が特定されていない事件はすべて調べる」と捜査を開始した。
7月13日からロンドンO2アリーナでの計50公演を控え、連日のようにロス市内のステープルズセンターでリハーサルを行っていた。
100万枚のチケットは完売状態。完全復活をめざしてハードなリハを積む余り、ここ数日「体がだるい」と訴えていたという。
前夜もリハ後に不調を訴え、心不全を起こす可能性のあるモルヒネ系の鎮痛剤を打った後に倒れて呼吸が停止したとの情報もあるようだ。
昨年末には米週刊誌「イン・タッチ」で、遺伝子異常の難病により肺と肝臓に深刻な病を抱えていると報じられ、鎮痛剤を服用しすぎたとの見方が流れていた。
1984年のCM撮影で大やけどを負い、皮膚移植手術を受けた際、鎮痛剤への依存が始まったとも言われている。
ジャクソン家の弁護士も、マイケルさんがリハーサル中に足を骨折して薬を服用していたと明かし、「近年は薬を服用し過ぎていると家族に伝えてあった」と、薬物過剰摂取の状況を示唆した。
また、度重なる美容整形手術による感染症の疑いも浮上している。
2月に「サン」誌が、鼻を手術した際に抗生物質が効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染し、菌が全身に広がったと報じている。
一説には50回以上の整形を繰り返し、顔が年々“変化”していたのは有名だ。
93年に皮膚の色素を作るメラニンが失われる皮膚病と診断され、最近では皮膚ガンの噂も飛び交っていた。
もともと体形維持のため極端な小食でも知られ、健康不安が常につきまとっていた。 (淺川)
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