グリー、未成年の有料課金サービスとテレビCMを見直し!!
(10/15)

ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」を運営するグリーは10月13日、未成年者が有料課金サービスを利用して高額の料金を請求されるのを防ぐため、課金利用額に上限を設定するとともに、テレビCMの表現を一部見直すと発表した。いずれも10月中に実施する。

「GREE」をめぐる未成年の高額請求については、10月10日付けの読売新聞が「9歳の男の子が携帯電話からGREEでアバターアイテムを購入し、請求額が2カ月で8万円近くにのぼった」と報じ、問題視する声が上がっていた。

それによると男の子の母親は契約していたソフトバンクに相談したものの、同社では当初、「請求通り支払ってほしい」として相談に応じなかった。

ところが、その後、地元の消費生活センターを経由して再度連絡を取ったところ全額返還されたという。

読売新聞の取材に対し、母親は「無料だと思って安心して遊ばせていたのに」と答えていた。

こうした報道を受け、この日、グリーはソフトバンクモバイルを利用している未成年ユーザーのみ、有料コンテンツの上限額を月額3万円とすることを発表。

これは、ソフトバンクモバイル側で未成年のユーザーに対する課金利用金額の上限設定機能を用意していないこと、また、有料コンテンツ購入時に暗証番号による認証をしていないことが理由。

NTTドコモとKDDIについては、通信キャリア側でそれぞれ上限設定ができるようになっていること、有料コンテンツ購入時に暗証番号による認証を求めていることから、同日時点で対策は予定していないという。

なお、NTTドコモの場合はiモード情報料の上限を設定する「iモード情報料リミット」により、上限を1000円から10万円まで10段階で設定できる。KDDIでは、申し込みのあった未成年ユーザーに対し、「まとめてau支払い」の上限額を 1万円に設定している。

このほかグリーでは、テレビCMにおける表現を見直し、一部のコンテンツが有料であることを明示する。

これまでグリーはゲームがすべて無料で遊べることを大きくうたっていた。

同社のSNS会員数は4月に1000万人を突破し、5月には純増数が106万人と月間で過去最高を示すなどで9月には1500万人を突破する急拡大を示している。(松野)


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