林下美奈子､夫･ビッグダディの子育て法に感心! 子供たちを友達感覚でイジる理由!

テレビ朝日系『痛快!ビッグダディ』が相変わらず人気だ｡前作から1ヶ月弱の短間隔で放送された第15回は視聴率10.6%と大きく数値を落としてしまったものの､フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』では5月5日放送回で二度目のパロディ企画｢超痛快!リトルダディ｣が実施され､反響も大きい｡
"ビッグダディ"こと林下清志も同番組を観ているそうで､繰り返し映し出される土下座シーンには｢止めて欲しい｣と恥ずかしがっているとか｡

『痛快!ビッグダディ』の見所の一つに挙げられているのが､林下清志と妻･美奈子の喧嘩シーン｡早朝から他愛もない出来事がキッカケで口論に発展｡子供たちは黙って時が過ぎるのを待つしか無いほど荒々しい｡度重なる喧嘩で苛立ちが頂点に達した林下美奈子は夫と話し合い一時は離婚危機に発展するも､踏み止まって自分が一歩身を引き年上であるビッグダディに従っていく決心をした｡

大家族の主として最も力量が問われる子育てについて､林下美奈子は｢ダディ&美奈子の育児記｣にて彼の子育て法にとても関心したことを綴っている｡
2012年正月､久々に愛知県在住の長男･長女を除く家族全員が一同に揃った｡年明けから島の接骨院で働いていると､4月から神奈川県横浜市内に位置するシンワ検査株式会社に就職した次男･熱志が｢清志さん､みんなで歩いてそちらに行ってもいいですか?｣と電話で訊ねてきたのだという｡

夫婦は毎日職場まで車で出勤しており､自宅からは10kmぐらい距離がある｡家族には7女･妃翠や8女･來夢といった小学生未満の子供もいる｡林下美奈子が心配していると､ビッグダディは｢いいけど､ひーらい（妃翠､來夢）がくじけたときは責任もつんだぞ｣と許可した｡"下の子の面倒は上の兄姉が見る"林下一家の掟を改めて強調していた｡

2時間余りが経過して､無事に兄弟姉妹は両親の職場まで到着｡林下美奈子が心配した幼少組も元気にやってきた｡
｢『この子にはまだ早い』だとか『この子には無理』だとか親は子供の限界を決め付けがちだけど子供って凄いんだよね｡｣
彼女は子供が秘める無限の可能性を実感すると同時に､｢清志さんの子育てにはほんと見習わなきゃいけないことがいっぱいです｡｣と子供たちに自由と可能性の場を与えたビッグダディに感心したようだ｡

ビッグダディも｢ダディ&美奈子の育児記｣で自身の子育て論を語っており､｢我が家では子供ひとりひとりの特徴を掴んではよくキャラ設定をする｡｣という｡
その理由は､｢欠点であったり周囲からからかわれる可能性もある個性であっても､むしろ積極的にいじる｡それが短所的な要素がある場合には､なるべく自分の感情を上乗せせずにしかし事実はしっかりと指摘する｡自分には周囲からどのように見られる個性があるのかということを知っておくことは大事なことだ｡｣
と己を客観視する能力を身に付けさせるためだと説明｡

実際､幼稚な振る舞いが目立ちナヨナヨした5男･星音には｢幼稚園児か!｣､女の子なのに声が低い來夢には｢おっさんか!｣と頻繁に突っ込むのだそう｡
端から見ると子供をバカにした言い方にも聞こえるが､ビッグダディ流子育ての一環なのだ｡例えば星音なら｢幼稚園児か!｣と頻繁に言われることで､｢もっと男らしく成長していかなければ｣という意識が芽生える可能性も期待できる｡そうすれば自ずと日常生活に変化が現れるだろう｡

さすがは10人以上の子供を育ててきたビッグダディ｡子供各々の個性を掴むのも早いはず｡彼のやり方は､子供との距離を縮めて親子の親密さを深める意味合いでも有効かもしれない｡

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