ATARU(アタル)第7話あらすじ完全版

ATARU(アタル)

[第7話]

05/27放送

チョコザイ（中居正広）と舞子（栗山千明）、沢（北村一輝）がコインランドリーにいると、２発の銃声が聞こえた。
チョコザイは「M37」とつぶやき、沢はそれが制服警官の拳銃のモデル名だと気付く。
裏には交番があり、３人が向かうが、その途中で沢は元上司の福留（升毅）とすれ違った。

だが、そのまま気に留めず、交番へ行くと、中では制服警官の和田（升毅）が死んでいた。

それを見たチョコザイは「1フィート・オア・モア」とつぶやいた。
銃口から遺体まで1フィート＝約30cm離れているという意味なら、自殺ではない。

だが、拳銃からは和田の指紋しか検出されず、警察は自殺として処理しようとする。
沢は中津川（嶋田久作）に、銃声は2発聞こえたと主張するが、聞き間違いだと相手にされない。
その後、沢は福留に呼び出され、この件は追うなと釘を刺された。

舞子たちが現場の交番を訪れ、チョコザイが壁のポスターをはがすと、壁に銃痕が見つかる。
１発目の銃声はこれだったに違いない。

和田が犯人を威嚇射撃して壁を撃ち、それを奪った犯人は和田を射殺、犯人は弾丸を補填したと沢は推理する。
M37に弾を補填できる者などいないと言われるが、沢は福留のことを思い浮かべていた。

5年前、沢は渥美（田中哲司）らと、ある容疑者を逮捕した。
だが、誤認逮捕だった。当時の班長の福留はM37を持ったまま姿を消したのだ。
沢は町内会から交番周辺の防犯カメラの映像を手に入れる。

その後、沢は現場と鳴った交番で働く警官・由美（ICONIQ）から声をかけられた。
由美は和田（神保悟志）から福留が来たら必ず連絡をくれと頼まれていたという。
そのことは警察にも報告してあったが、無視されていた。

一方、舞子がチョコザイと防犯カメラの映像を見ていると、覆面の男が二人押し入ってくる。
チョコザイは「M37」とつぶやき、二人が警官であることが発覚した。
だが、二人は結局防犯カメラの映像の入ったDVDを奪い去っていく。

沢は和田の携帯電話を調べるが、福留との通話履歴は無かった。
すると、チョコザイが「その指紋は死んでます」とつぶやく。
携帯電話の表面には和田の親指の指紋が付いていたが、裏側には付いていなかった。
犯人は和田の携帯電話からデータを消去し、指紋を拭き取った後で、和田の親指の指紋を付けたに違いない。

その後、沢は由美に話を聞きに行く。
1年前、味谷（渡洋史）が上司になってから、検挙率の低い和田は交通整理などを押しつけられていた。
和田は段々と口数が少なくなり、自分が拳銃で死んだら退職金も恩給もパーだと言っていたという。

さらに、沢は福留が泊まっているホテルを訪れる。
すると、福留は拳銃自殺しようとしているところだったが、沢が引き留めた。

福留は和田を殺した時のことを遺書に書いてあると言って差し出し、逮捕しろと告げた。

5年前の事件の時、福留は容疑者にアリバイがあることに気付いた。
だが、犯人逮捕に期待する上層部のプレッシャーで、どうにもできなかったというのだ。
同じ圧力を感じながら働く和田の気持ちは良く分かり、ラクにさせたいと思ったという。

警察はそのことに気付いていたが、内部の不祥事を隠すために、和田を自殺に仕立てたのだ。
福留は自分を逮捕して、和田は自殺でなかったことを証明し、奥さんに退職金や年金を残してくれと頼む。

それを聞いた沢は福留の手に手錠をかけた。

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