必殺仕事人第11話あらすじ完全版

必殺仕事人

[第11話]

04/10放送

留吉（大富士）を仕留めた源太（大倉忠義）だったが、その現場にいるのを伝七（福士誠治）に目撃されてしまう。
それを見た小五郎（東山紀之）は刀に手を掛けたところに主水（藤田まこと）が現れる。
主水は伝七に、何者かが向こうに逃げて行ったと証言し、その場をしのいだ。
だが、源太は自分が伝七を殺すこともできたと必死に訴える。

そんな源太のもとにお富という女性（浅野ゆう子）が訪ねてきた。
彼女は源太の生き別れた母親だという。
源太はとまどう一方、うれしさを隠せずにいた。

源太の実の父親は油問屋の大津屋政右衛門（青山勝）だという。
お富に大津屋の跡継ぎになれと言われた源太は一度は断るが、大津屋に会いに行くことに。
だが、大津屋はお富が妻だったことは認めたが、彼女は嘘つきだと言い、源太を跡継ぎにするつもりはないと言う。

やがて、お富は"近江の女狐"と呼ばれる詐欺師だったと分かる。
彼女は源太を跡継ぎに仕立て、大津屋の財産を乗っ取ろうと企んでいた。
だが、それがうまくいかないと分かると、大津屋に強盗に入ろうと計画していたのだ。

源太はその話を聞いても、お富のことを信じようとする。
だが、大津屋は強盗に金品を強奪された上、火を放たれてしまう。

お富一派を仕事に掛けることになり、源太はお富のことは自分が決着をつけると言う。
本当のことを話してくれと言う源太に、罪をわびる態度を見せる。
だが、それに油断した源太はお富に短刀で刺された。
お富はこれからも詐欺を続けていくと吐き捨てる。

源太は最後の力を振り絞って立ち上がり、お富を仕留めると、自らも息絶えた。

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