冗談じゃない!
[第9話]
母・静子(白川由美)の突然の訪問。夫と死別してから東北の田舎で学習塾を経営し元気にやってるはずの母が圭太(織田裕二)の元にやってきたのである。母は理由を告げず、しばらく滞在しそうな様子。これに絵恋(上野樹里)は「いいよ静子!」と返事づるのだが呼び捨てに抵抗を隠せない静子である。06/10放送
一方、圭太の働くベルファミーユにも問題が…。杉田(高田純次)が店長・冴子(飯島直子)と何やらお店のことについて話し込み帰っていった。そして圭太は冴子に呼びつけられワイン事業部への異動を告げられる。圭太が慌てると「異動するのは私」と冴子は返答。どうやら、SGフーズはファミレスから撤退しベルファミーユがなくなる。圭太の異動先は決まっていないが、SGフーズを出てホントにあなたがやりたいことをやればと告げるのであった。
話は高村家に戻る。家では静子と絵恋との間に嫁姑バトルが始まっていた。
そんな時、夕食の席で、なんと母は20歳年下の会社経営者と付き合っており、圭太に会って欲しいと言うのであった。20歳年下の嫁をもらった男としては抵抗のしようもないが、しかし圭太は不信感を募らす。
そして翌日、圭太は母のカレの名刺を頼りに会社を探してみることに。ところが印刷された住所にビルはなく、電話も通じない。「やはり!母は騙されていた!」と確信し、母を説得にかかる圭太。しかし「携帯はすぐつながるから」と母がかけるとあっさり男が出た。
男は奥野(山本龍二)と名乗り、圭太の疑惑に「お母さんには古い名刺を渡してしまった」と言い訳する。おまけに食事に誘っても用事がある、と断られる。怪しい。母はすっかり消沈し、「圭太に認めてもらえないなら諦める」と肩を落とす。
後日、仕事を終えた圭太の職場に男が訪ねてくる。奥野だった。奥野は圭太に「実はウソをついていました」と弁明を始める。名刺の会社は潰れてしまった。でも今新しい会社を興す準備中だと。それから、静子にはバツイチと説明していたが、実はバツニ。食事に誘われた日は二人目の死別した妻の命日だったと。そして「静子さんへの気持ちは本物です! 認めてほしい」と圭太に頭を下げる。圭太、すべてを許すことに決める。
一方、母も「奥野さんにウソをついた」としょげている。聞けば知り合ったときに年を聞かれてサバ読んだことで、「70歳のおばあさんってわかったら…」と落ち込んでしまう。と、そこへ奥野登場。実は、圭太と絵恋が静子へのサプライズを用意していたのだ。そして奥野は「年齢のことはわかってましたよ」と言ってくれる。肩を撫で下ろす静子。
2人の関係を理解した圭太らは温かく見守ることに。
そんな時、理衣(大竹しのぶ)が再来日するとの話が…。しかも「主人と別れるから」といい放つ。絵恋も電話でマモンと話しており、圭太に「もしかして元カレとよりを戻したのかしら…」と不安げだ。「ヨリを戻すことはないよ」と圭太。「どうしてわかるの?」と絵恋。そして、この一件で自分のなかで「夫婦間のウソ」についてわだかまりがおさまりきらなくなっていた圭太はついに「理衣さんの元カレは僕だから…」と告げるのであった…。
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キャスト
高村圭太 / 織田裕二(おだゆうじ)絵恋との結婚前は、「パシフィック電機」戦・・・
高村絵恋 / 上野樹里(うえのじゅり)
理衣の長女で結婚後の現在も東洋学院大学の・・・
広瀬理衣 / 大竹しのぶ(おおたけしのぶ)
絵恋の母親で圭太の元恋人。絵恋は自分の母・・・
山田元雄 / 田口浩正(たぐちひろまさ)
圭太の隣人で大学の同級生。イラストレータ・・・
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