七人の敵がいる！
[第8週]
陽介（笹原尚季）が小学１年生になって初めての夏休み。子供達にとって待ちにまった夏休みは、働くママにとっては試練の期間だった。夏休みも仕事がある陽子（真琴つばさ）は陽介を学童保育に預けねばならない。05/21放送
そんななか、学童にやってきたＰＴＡ会長の上条（小林幸子）は、不穏な空気を感じ取っていた。
そんななか、陽子にとってショックな出来事が起きる。なんと１年１組で開かれた“花火大会！の知らせが陽子にだけ回らなかったのだ。保護者の間で、陽子が自分の都合で夏祭りを中止にしたという噂が広まり、嫌がらせを受けたのだ。
それに気付いた陽子は、陽介がクラスで仲間外れにされるのを危惧する。
一方、まどか（有森也実）は家族のなかで孤独を覚えるようになっていた。そんなある日、陽子から陽介の“ピアノレッスン”をお願いされる。そのほかにも、陽子は陽介が学校で孤立しないように、いろいろな手を尽くしていた。
そんなある日、学童に行った陽子は、学童に子供を預けるお母さんたちの噂話を耳にする。噂のターゲットは礼子（小野真弓）だった。
いつも派手な格好をしている礼子が「男と一緒にいた」と盛り上がっていたのだ。無責任な噂話を聞いて頭にきた陽子が飛び出していこうとしたとき、陽子の息子・コウ（松島海斗）がやってきて“お母さんを困らせるな”と怒ったのだ。礼子はシングルマザーで子供を育てるために一生懸命がんばっているお母さんだった。
陽子は費用がかかるキャンプをやめて、低費用で家計が苦しい家庭でも参加しやすい学校でのお泊り会にしようと提案するが、他のママたちから反発を受ける。この一件で、あらためてママたちとの壁を感じる陽子だったが、「絶対この壁を撃破してやる！」さらに意気込みを燃やすのだった。
一方、まどかの家では、母娘間までもギクシャクし始めていた。
さらに、礼子の家では、亡くなった夫の母・勢津子（行友勝江）が、自らが経営する呉服屋の跡継ぎとして、コウを引き取りにやってくる。勢津子は、礼子が子供達を育てるために借金をしていることを理由に、コウを引き取ると強引な態度で迫ってきた。
自分たちのために礼子が借金までしていることを知りショックを受けたコウは、陽子の職場で働かせてほしいとまで言い出す…。
06/25
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