オトメン（乙男）第1話あらすじ完全版

オトメン（乙男）

[第1話]

08/01放送

全国高校剣道大会が開催された。
剣道で有名な銀百合学園だったが、今回は優勝が厳しそうな状態だった。
しかし、主将の飛鳥（岡田将生）の頑張りで銀百合学園を勝利に導いた。

試合の後、銀百合学園１年の大和（瀬戸康史）が不良に絡まれていた。それを助けに入ったのはなんと女の子（夏帆）。
その様子を目撃した飛鳥は2人を助ける。
お礼を言う女の子はりょうという名前だった。彼女の笑顔を見た飛鳥は胸をときめかせるのだった。

そんなある日、銀百合学園２年Ａ組に転校生がやってくる。
転校してきたのは、先日、飛鳥が助けたりょうだった。
奇跡的な再開に驚く2人。

その日の放課後、リョウが剣道部を見学に行く。すると大和と充太（佐野和真）が「飛鳥が完璧な日本男児」だと、りょうに話して聞かせた。

その頃、バッティングセンターでは金原学園の不良連中がたむろしていた。その中の多武峰（木村了）は、飛鳥に執拗な敵意をみせる。

下校時、飛鳥は公園で少年の母親がぬいぐるみをゴミ箱に捨てているのを見かけ、自分の幼少期を思い出していた。
飛鳥が幼い頃に父親（鶴見辰吾）は家を飛び出している。理由は、本当は女になりたかったから。夫のカミングアウトにショックを受けた母親は、飛鳥が男らしく育つように厳格に育て上げた。
そんな母親の気持ちを悟ってか、飛鳥は乙女チックな小物たちをダンボールに封印していたのだ。
ゴミ箱にぬいぐるみを捨てられた少年と自分を重ね合わせた飛鳥は、ゴミ箱のぬいぐるみを持ち帰る。やぶれてしまったぬいぐるみをキレイに直すと、さらに、ぬいぐるみのために帽子を編み上げた。
じつは、そのようすを充太はこっそり見ていたのだ。飛鳥の表と裏の姿に大喜びの充太。

翌日、充太がリョウを家庭科室に呼び出したと聞いた飛鳥は慌てて家庭科室に駆けつけるが、りょうの身に危険が迫っているわけではなかった。ただ、充太半ば強引にりょうとメルアド交換をしたようだった。

放課後、大和に絡んできていた金原学園の不良連中が学校にやってきた。どうやら、仕返しにやってきたらしい。

慌てた充太は飛鳥にメールを送ったつもりが、「剣道部に来い」とりょうへ送ってしまう。
飛鳥が剣道部へ行くと金原学園の不良連中によって道場がメチャクチャにされていた。
不良仲間のなかに多武峰の姿を見つけた飛鳥は、「剣士らしく剣道で戦え」と言うが、不良連中は汚い手を使う。
間違いメールを見て駆けつけたりょうは、その様子に怒り爆発！
りょうは、あっという間に不良連中をやっつけてしまうのだった…。

驚いて見上げる飛鳥に、リョウは言った。
「飛鳥さんてカワイイ。守ってあげたくなる」と――。

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