ジャン=ピエール・ダルデンヌ
じゃんピえーるだるでんぬ
プロフィール
性別： 男性
出身地： ﾍﾞﾙｷﾞｰ/ﾘｴｰｼﾞｭ･ｵﾝｼﾞｽ
その他：
兄のｼﾞｬﾝ=ﾋﾟｴｰﾙは1951年4月21日､弟のﾘｭｯｸは1954年3月10日生まれ｡共にﾍﾞﾙｷﾞｰのﾘｴｰｼﾞｭ近郊で生まれる｡舞台演出家を目指してﾌﾞﾘｭｯｾﾙへ渡った2人はｱﾙﾏﾝ･ｶﾞｯﾃｨの下で映画製作を手伝うようになり､都市計画の問題を扱ったﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ作品｢Vid＆eacute;o d'intervention(ﾛﾜﾝ地方の労働者の街で)｣(77)を74年から制作しはじめる｡同時に75年にはﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ制作会社｢D＆eacute;rives｣を設立する｡元々彼らが生まれ育ったﾘｴｰｼﾞｭは工業地帯であり､労働闘争のﾒｯｶでもあったため､2人はしばしばﾚｼﾞｽﾀﾝｽ活動やｾﾞﾈｽﾄなどに材を得て重厚なﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ作品を次々に発表していく｡86年にはﾙﾈ･ｶﾘｽｷｰの戯曲を脚色した初の長編劇映画｢Falsch｣を監督､ﾍﾞﾙﾘﾝやｶﾝﾇなどの映画祭に出品される｡その後､1年間をかけてｼﾅﾘｵを書いた渾身の劇映画3作目｢ｲｺﾞｰﾙの約束｣(96)がｶﾝﾇ国際映画祭 国際芸術映画評論連盟賞をはじめ､多くの賞を獲得するなど､世界中で絶賛された｡さらに､第4作｢ﾛｾﾞｯﾀ｣(99)ではｶﾝﾇ国際映画祭ﾊﾟﾙﾑﾄﾞｰﾙを受賞､本国ﾍﾞﾙｷﾞｰでの成功はもとより､ﾌﾗﾝｽでも大きな反響を呼んだ｡続く｢息子のまなざし｣(02)は同年のｶﾝﾇ国際映画祭で主演男優賞とｴｷｭﾒﾆｯｸ賞特別賞のW受賞｡05年の｢ｻﾞ･ﾁｬｲﾙﾄﾞ｣が再びｶﾝﾇのﾊﾟﾙﾑﾄﾞｰﾙを獲得と､今やﾖｰﾛｯﾊﾟのみならず､世界に必要とされる巨匠監督となっている｡最近では若手監督のｻﾎﾟｰﾄも積極的に行っており､ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ業にも積極的｡決して妥協することのない環境作りと､作品への徹底したこだわりは今後も変わることがないだろう｡
出身地： ﾍﾞﾙｷﾞｰ/ﾘｴｰｼﾞｭ･ｵﾝｼﾞｽ
その他：
兄のｼﾞｬﾝ=ﾋﾟｴｰﾙは1951年4月21日､弟のﾘｭｯｸは1954年3月10日生まれ｡共にﾍﾞﾙｷﾞｰのﾘｴｰｼﾞｭ近郊で生まれる｡舞台演出家を目指してﾌﾞﾘｭｯｾﾙへ渡った2人はｱﾙﾏﾝ･ｶﾞｯﾃｨの下で映画製作を手伝うようになり､都市計画の問題を扱ったﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ作品｢Vid＆eacute;o d'intervention(ﾛﾜﾝ地方の労働者の街で)｣(77)を74年から制作しはじめる｡同時に75年にはﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ制作会社｢D＆eacute;rives｣を設立する｡元々彼らが生まれ育ったﾘｴｰｼﾞｭは工業地帯であり､労働闘争のﾒｯｶでもあったため､2人はしばしばﾚｼﾞｽﾀﾝｽ活動やｾﾞﾈｽﾄなどに材を得て重厚なﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ作品を次々に発表していく｡86年にはﾙﾈ･ｶﾘｽｷｰの戯曲を脚色した初の長編劇映画｢Falsch｣を監督､ﾍﾞﾙﾘﾝやｶﾝﾇなどの映画祭に出品される｡その後､1年間をかけてｼﾅﾘｵを書いた渾身の劇映画3作目｢ｲｺﾞｰﾙの約束｣(96)がｶﾝﾇ国際映画祭 国際芸術映画評論連盟賞をはじめ､多くの賞を獲得するなど､世界中で絶賛された｡さらに､第4作｢ﾛｾﾞｯﾀ｣(99)ではｶﾝﾇ国際映画祭ﾊﾟﾙﾑﾄﾞｰﾙを受賞､本国ﾍﾞﾙｷﾞｰでの成功はもとより､ﾌﾗﾝｽでも大きな反響を呼んだ｡続く｢息子のまなざし｣(02)は同年のｶﾝﾇ国際映画祭で主演男優賞とｴｷｭﾒﾆｯｸ賞特別賞のW受賞｡05年の｢ｻﾞ･ﾁｬｲﾙﾄﾞ｣が再びｶﾝﾇのﾊﾟﾙﾑﾄﾞｰﾙを獲得と､今やﾖｰﾛｯﾊﾟのみならず､世界に必要とされる巨匠監督となっている｡最近では若手監督のｻﾎﾟｰﾄも積極的に行っており､ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ業にも積極的｡決して妥協することのない環境作りと､作品への徹底したこだわりは今後も変わることがないだろう｡
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