松井秀喜の移籍に急展開!! ラブコール殺到で三つ巴の争奪戦に発展か!?

米大リーグ･エンゼルスをFAとなった松井秀喜外野手の獲得に､複数球団からラブコールが送られた｡
16日､球団の編成を担当するGM(ゼネラルマネージャー)が選手の情報交換などを行うGM会議が行われ､ホワイトソックス､タイガース､アスレチックスの3球団のGMが松井の獲得に積極的なコメントを発表｡
松井争奪戦が熱を帯びてきた｡

昨年も獲得に興味を示した､ホワイトソックスのケン･ウィリアムズGMは､
｢勝負強い打者のひとり｡興味深い選択肢だ｡マツイは(獲得)リストに入っている｣(サンケイスポーツより)
とコメント｡
来季に向け｢DH｣と｢左打者｣の補強を目指すホワイトソックスにとって､松井は目が離せない存在のようだ｡

また､タイガースのデービッド･ドンブロウスキーGMは､
｢パワーがあり､打点を稼げるDHと外野手が欲しい｡打点は必ずしも本塁打でなくていい｡状況に応じて得点できる打撃だ｣(同)
と力説し､
｢マツイは各球団の中軸として勝利に導いた好打者｣(ニッカンスポーツより)
と個人名を出し絶賛｡
一発だけでなくチームバッティングのできる松井に高い関心を示した｡

先日､楽天･岩隈久志投手との独占交渉権を獲得したアスレチックスのビリー･ビーンGMは､
｢具体的には言えない｣(スポーツ報知より)
と前置きした上で､
｢ウチには打点を稼げる選手が必要｣(同)
と補強ポイントを説明｡
他球団をけん制するように､
｢マツイはまだまだ打てると思う｣(サンケイスポーツより)
と不敵な笑みを浮かべ､会場を後にした｡

シーズン終了後､移籍先が見つからなければ引退も考えるとしていた松井｡
しかし､移籍市場が本格化する12月のウインターミーティングを前に､早くも周囲が騒がしくなってきた｡

(2010年11月18日)

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