斎藤佑樹､イチローとの極秘自主トレを敢行!! プロ初実戦で夢の対決が実現!!

日本ハム･斎藤佑樹投手が30日､都内の室内練習場で米大リーグ･マリナーズのイチロー外野手と合同自主トレを敢行｡
打撃投手としてイチローとの対決も実現し､万全の状態でキャンプに臨む｡

新人合同自主トレ最終日だったこの日､メニューは自主練習だったが､斎藤は午後からグラウンドに登場｡
すると､ウォーミングアップなしでキャッチボールを始め､プロ入り後最長となる約100メートルの遠投を披露｡
時折､大きな声を張り上げるなど､これまでにないハイテンションぶりで新人合同自主トレを打ち上げた｡

しかし､ハイテンションになるのも無理はない｡

わずか20分で練習を切り上げた斎藤は報道陣に､
｢イチローさんと練習してきたんです｡打撃投手もやらせてもらいました｣(スポーツ報知より)
と告白｡
今月中旬に2人のマネジメント会社『バウ企画』を通じて誘いがあり､この日の午前中に極秘合同自主トレが実現したという｡

打撃投手としての対戦ながら､変化球も交えながら約30球の真剣勝負｡
気になる結果は､
｢多少下心はありました｡打ち取ろうという｡空振り?無理でした｡変化球もキレイにとらえられました｣(同)
と力の差を見せ付けられたようだが､その表情は充実感に満ち溢れていた｡

さらに､キャッチボールではイチローの"レーザービーム"も体験｡
｢本気で『こんな球､見たことない』と思いました｡投手同士でキャッチボールするときも､相手の球はよく見るんですが､初めて見るようなキレイな回転だった｣(同)
と超一流の技術を興奮気味に振り返った｡

2月1日のキャンプインに備え､31日には沖縄･名護市に入るという斎藤｡
初めてのキャンプを前に､イチローとの対戦は最高の刺激となったことだろう｡

(2011年1月31日)

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