日本ハム･中田翔が西岡剛の助言で急成長!? 10日には斎藤佑樹と対戦か!?

日本ハムの中田翔内野手が8日､今キャンプ2度目の紅白戦に4番で先発出場｡
タイムリーを含む2安打を放ち､首脳陣に成長した姿を見せている｡

今年から両脇をしっかりと締め､体の回転で打つフォームに取り組んでいるという中田は初回､1死一､二塁の場面で八木智哉投手の高めの直球をコンパクトに振り抜き左中間へ適時二塁打｡
三回の第2打席ではオビスポ投手を相手にファウルで粘り､フルカウントから左前打を放った｡

試合後､
｢打撃フォームをしっかり意識して打てた｣(産経ニュースより)
と満足げな表情を浮かべた中田｡
新フォームは大阪桐蔭高校の先輩で､今オフに米大リーグ･ツインズへ移籍した西岡剛内野手から勧められたという｡

"平成の怪物"と呼ばれ､鳴り物入りで入団してから早4年｡
昨季は65試合に出場しプロ第1号を含む9本塁打を放ったが､疲れの出た終盤は全く打てなくなった｡

今キャンプでのテーマは打撃の確実性向上と体力強化｡
4日には休日返上でマシン打撃とウエートトレーニングでしっかり汗を流した｡

中田の野球に取り組む姿勢の変化に梨田監督も､
｢今年のキャンプでは､打撃練習で『一球たりともおろそかにしない』という意欲が見られる｡これはいいこと｣(同)
と上機嫌だ｡

10日のフリー打撃では､2006年夏の甲子園で4打数3三振と抑えこまれた斎藤佑樹投手との対戦が予定されている中田｡
｢斎藤さんは大学でも経験がある投手｡でも自分のフォームで球筋を見極めスイングしたい｣(スポニチアネックスより)
と謙虚に語ったが､プロの先輩として成長した姿を見せ付ける｡

(2011年2月9日)

その他のBASEBALLニュース