ヤクルト、青木宣親のメジャー移籍容認へ! 「チームへの貢献を認識している」
ヤクルト・青木宣親外野手が今オフ、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグへの移籍を目指すことが8日、確実になった。衣笠剛球団社長はこの日、青木からメジャー移籍の要望を受けたことを明かし、
「長年に渡ってのチームへの貢献度も認識している。前向きに考えたいですね」(サンケイスポーツより)
とコメント。
小川監督らの意見を聞いた上での判断となるが、要望を受け入れることを示唆した。
2003年に早稲田大学からドラフト4位でヤクルトに入団した青木は、2年目にイチロー以来史上2人目となるシーズン200安打を達成し、首位打者と新人王を獲得。
その後も2度首位打者を獲得し、史上初となる2度目のシーズン200本安打を達成した。
今季は打率.292で連続3割が6年で途切れたが、チームリーダーとして全試合に出場。
チームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。
もともとメジャー志向が強く、2006年オフの契約更改交渉の席で初めて大リーグ挑戦を直訴。
その後も周囲に、
「年齢を重ねれば、それだけ対応力が落ちる」(同)
と漏らすなど、早期の移籍を熱望してきた。
球団側はこれまで移籍について断固拒否の姿勢を貫いてきたが、今季は川端が3番打者に定着し、5年目外野手の上田ら、青木の穴を埋める若手が台頭。
笠原球団社長が、
「『大学時代から育んできた夢をぜひ実現したい』と強い口調で食い入るような目で話をしてきた。こちらもきっちりとした対応をしなければいけない」(同)
というように、青木自身の強い熱意も移籍を後押しした。
世界的な不況の影響で、大リーグの移籍市場は縮小傾向にある。
ただ今オフ、中堅手の移籍市場は大物が少なく、走・攻・守3拍子揃った青木が大きな注目を集めることは間違いない。
すでにシーズン中からナショナルズの関係者が視察に訪れており、その他にもアスレチックス、ツインズ、インディアンス、ナショナルズ、レイズなど複数球団が獲得に動くとみられている。
球団側は今後、笠原球団社長や堀澄也オーナーら球団役員、小川監督ら現場の意見を集約した上で、10日にも正式発表を行う予定。
多くの人気選手がメジャー移籍を表明すると見られる今オフ、まずは青木がその先陣をきることになりそうだ。
(2011年11月9日)
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