阪神､金本の背番号｢6｣を永久欠番に! 生え抜き選手以外では球団史上初!

阪神･金本知憲外野手の背番号｢6｣が､永久欠番に内定していることが25日､分かった｡

1935年の球団創設以来､永久欠番を与えられたのは藤村富美男の｢10｣､村山実の｢11｣､吉田義男の｢23｣の3選手のみ｡
金本が球団史上4人目の栄誉を授かれば､生え抜き選手以外では球団史上初の快挙となる｡

『デイリースポーツ』によると､複数の球団関係者が背番号｢6｣の永久欠番について､
｢当然､そうなる｣(デイリースポーツより)
と証言｡
永久欠番が正式に可決されるのは金本の引退後だが､すでに準備は進んでいるようだ｡

これまで永久欠番となった3選手と比較しても､金本の実績は全く見劣りしない｡
2003年に広島からFAで阪神に移籍後､9年間で2度のリーグ制覇に大きく貢献｡
2005年には打率.327､40本塁打､125打点というキャリアハイの成績を残し､リーグMVPを獲得｡
安打､打点､得点､二塁打など数々の通算成績で球団最多記録を更新しており､通算本塁打もあと5本で"3代目ミスタータイガース"こと田淵幸一の474本を上回る｡

また､昨年4月には1492試合連続試合フルイニング出場という脅威の世界記録を樹立｡
実績だけでなく､試合に出続ける意識をチームに植えつけた功績も高く評価されているようだ｡

ここ2年苦しめられてきた右肩痛からの復帰を目指す金本は､20日にハワイ入りし自主トレをスタート｡
24日には力強い遠投を披露するなど､右肩の順調は徐々に上向いている｡

結果を残せなければ､引退も覚悟している来季｡
永久欠番という栄誉に恥じないためにも､鉄人はもう一花咲かせるつもりだ｡

(2011年12月26日)

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