ダルビッシュ､次回登板で女房役交代へ! 本来の投球を取り戻すきっかけとなるか

米大リーグ･レンジャーズのロン･ワシントン監督は16日(日本時間17日)､ダルビッシュ登板時の捕手を変更する考えを明かした｡

ダルビッシュはここまで2試合で11回1/3を投げ､被安打17､7失点､防御率4.76｡
滑りやすいメジャー公式球や硬いマウンドに苦しみ本来の投球が出来ずにいるが､本人はその原因の1つとして､
｢捕手とのコミュニケーションもある｣(スポニチアネックスより)
とも話していた｡

過去2試合でダルビッシュとバッテリーを組んだナポリ捕手は､10試合消化時点で5試合に先発｡
もう5試合はトレアルバ捕手が先発しており､レンジャーズは投手との相性などを考え2人を併用している｡

ワシントン監督はこの日､
｢彼はともに質の高いナポリ､トレアルバとキャンプでいい関係を築けた｡近いうちにトレアルバとも組ませたいと思っている｣(同)
と明言｡
ダルビッシュは紅白戦など実戦4試合でトレアルバとバッテリーを組んでおり､コミュニケーションの面では問題なし｡
トレアルバ自身も､
｢どんどん意見交換して意思疎通を図りたい｡自分は首を振られるのがあまり好きではないからね｣(同)
とコンビ結成を心待ちにしている様子だ｡

なお､ダルビッシュの次回先発は19日(日本時間20日)のタイガース戦｡
女房役が直球系主体のリードを好むナポリから､その日最も調子のいい球種を軸にするトレアルバに代わることで､本来の投球を取り戻すことはできるだろうか｡

(2012年4月18日)

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